◇ ページ44
渡辺side
朝、起床時間よりも早くに泣き出しちゃったみたいで体温計を片手に目黒が亮平の部屋に行った。
戻ってきた目黒の顔は浮かなくて、あぁ、熱下がらなかったんだな、と察した。
渡「小児科連れてくから、着替えだけさせといて？」
目「分かりました」
その後目黒に抱えられて出てきた亮平を預かりエレベーターをおりていった。
いつもと違う外来の待合室に緊張しているのか、早々に抱っこを要求してきて今は問診票を書いてるとこ。
渡「ん、お熱測るよ」
いつもはイヤイヤする検温も慣れない環境か、それとも余程しんどいのか今日は上の空って感じ。
体温は39度後半となかなかの高熱。
この本調子じゃない体で大人しく診察受けてくれるかだけが心配。
そういうことも踏まえて、今回は顔見知りの先生にしてもらえるよう配慮はしたんだけどさ。
看「亮平くん、阿部亮平くんどうぞ〜」
カラカラスライドドアを開いて中にいたのは昔からよく知っている同期。
深「亮平おはよ〜。しんどそうだね、」
まずは緊張を解すために亮平のぷくぷくほっぺを触っている。
食堂事件の時に助けてもらったふっかだけど、亮平は覚えてないかな？
問診票にも書いたことを補足をつけながら説明し、いよいよ診察。
服を捲られると自分の置かれてる状況に気付いたのかもう、大暴れ。
仕方なく膝に乗せて小学一年生にしては小さな体を押さえながら診察を進める。
半ば強引に聴診と喉を見たけど、なんとここで予測していなかったインフルエンザ検査。
病棟患者なら感染が怖いとかなんとか。
そうなると今みたいにモゾモゾされるのも危ないから、看護師さんにも補助してもらうことに。
俺が手と足、看護師さんがおでこと顎を押さえて当の本人はギャンギャン泣いている。
深「先生すぐ終わらしてあげるからお顔じっとしたまま頑張っててね〜」
亮「っ、やあぁぁぁﾞ……こほこほこほっ、(泣)」
深「はいおしまーい。よく頑張りました」
苦笑い気味なふっかが検体を看護師さんに渡して結果を待つ。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
