忘れない ページ38
目黒side
目の前に置かれたご飯を見つめてしかめっ面。
いつも、調子がいい時にはルンルンでお箸を握る亮平くんが今日は枕に顔を埋めて不貞腐れてる。
理由は昨日の夜から続くこの高熱。
こりゃご機嫌取るのは相当手強いぞー、と思いつつ一度も使われてないスプーンを手に取る。
目「亮平くんお粥冷めちゃうよー。お腹空いてない？」
亮「……これじゃない！」
目「あらら、」
まあタイミングが悪かったのも事実。
今日は二週間前からお知らせしていたうどん作り体験の日。
みんなが生地から作ったうどんをお昼ご飯で食べるというラウールが提案してくれたイベント。
もちろん、今頃他の子たちはワイワイうどんの生地を作っているところだろうけど、じゃあお熱の亮平くんも、とはならずお部屋でベッド安静。
亮「りょうも、行く！」
目「楽しみだったもんねぇ…でも今行っちゃったらまた治るの時間かかっちゃうよ？」
亮「でもぉ、！」
目「お粥食べ終わったらめめと遊ぶ？はいあーん、」
亮「んっ、やぁ！」
お粥をすくったスプーンを突き返されたせいでトレーの上にぽと、と落ちた。
渡「どしたぁ？」
亮平くんの声が外まで漏れていたらしく、何事かと思った翔太くんがドアから顔を覗かせた。
もちろん亮平くんが不機嫌になるのは昨日の夜から分かっていたことで、困り顔の俺を見て苦笑い。
目「翔太くんも心配してるよー。一口だけ頑張らない？」
亮「なぁいーっ…！もういい！めめ嫌い！出てって！」
渡「亮平」
ドアの隙間から見ているだけだった翔太くんが中に入ってきた。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
