◇ ページ33
渡辺side
舘「亮平くんこんばんは。宮舘涼太です。頭痛いのしんどいね」
入院してから初めての外来。
緊張しているのか疲れ切ってしまったのか、さっきからぼーっとしていて涼太の声はまるで届いてない。
舘「もしもしさせてね」
亮「っ…やぁ……」
渡「うん、大丈夫大丈夫。いつもと一緒」
舘「……うん、いいよ。じゃあ大きいお口見せてね〜」
亮「んん、やっ、けほけほっ……ぁぁん(泣)」
冷たい聴診器を当てられ舌圧子を滑り込まされ、とここまでで完全に不機嫌になってしまった。
渡「もうおわったよ」
ぐずぐずな亮平の頭を片手で撫でながらお薬手帳を渡す。
舘「んー、この薬に頭痛の副作用がないわけじゃないけど…」
やっぱり心因性のものか、薬の副作用から来る偏頭痛の可能性の方が高い、と。
薬の副作用から来るものだとしたら一般的な偏頭痛の治療を並行してもあまり意味がないということで、結局痛み止めだけ出してもらう事になった。
所々真っ暗な院内で亮平を抱えたままエレベータを上る。
渡「さくまー」
佐「お、おつかれー。涼太から聞いてるよー」
亮平が佐久間に会うのは初めて。
一応、病棟薬剤師だから毎回亮平の薬を出してくれてるのは佐久間なんだけど。
渡「りょう、さっくん。いつもお薬出してくれてるさっくんね」
亮「さっくん、」
佐「にゃは、かわいー！こりゃめーめもメロメロだねぇ」
渡「あぁ、おかげさまで…(笑)」
どっちかと言うと亮平が目黒にメロメロなんだけどな(笑)
佐「これが胃薬で、こっちが頭痛の痛み止めね」
渡「ん、いつもありがと」
佐「どういたしましてー。じゃあ亮平、お薬頑張ってね。おやすみ〜」
亮「ん…ばいばい」
こんな時間になっても笑顔な佐久間に見送られてようやく病棟に帰ってこられた。
戻ってきてから早速今日の分の薬を飲ませた。
さすが専門。
すぐに効いたみたいで、最初に来た時から3時間弱、ようやく寝付くことが出来た。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
