◇ ページ31
渡辺side
ラウールに呼ばれて亮平の病室へ。
報告通り自分の頭を両手で抑えていて泣き止まない。
渡「亮平どしたのー？お話できる？」
亮「……ったい…あたま、いたぃ……」
渡「頭痛い？ちょっと見せて」
一度亮平をベッドの縁に座らせ頭を見るが、特にアザができてたりとかはなさそう。
亮「いたぁい……やぁぁ……(泣)」
渡「亮平、頭ガンガンって感じか、キリキリ〜って感じか、ぐわーんって感じか、どれかわかる？」
亮「わかんなぁぃ、んん〜……(泣)」
渡「そっか、ごめんごめん。ラウ、鎮痛剤あったよね？」
ラ「あ、はいっ、持ってきますね」
ラウに鎮痛剤の錠剤と水を持ってきてもらって、亮平の前にしゃがむ。
渡「これ痛いのなくなるお薬だから飲もっか」
亮「やーあ、のまない……(泣)」
渡「ごっくんしたらおしまいだよ。がんばろ」
亮「んやぁの、！(泣)」
渡「わ、っと……」
心が不安定な時に自分の意見が通らなくなると、よく物を投げたり人を押したりすることがある亮平。
その都度やんわり注意はしてるんだけど、いざその時が来ると自分でも制御が出来ないのは専門科の俺がよく分かってる。
今日は頭痛のこともあってか、持ってたコップをぐいっと押されて見事に床が水浸し。
亮「んーんﾞ、やあ〜……(泣)」
怒られると思ったのか、一層泣き声が強まって、若干他の部屋まで響き渡りそうなくらい。
渡「ラウール。目黒も呼ぶのと、タオルと、水ペットボトルごと持ってきて？あと、涼太にも連絡いれる」
ラ「は、はい」
一気に申し付けちゃったのは悪いと思いつつ、泣きじゃくってるこの子から目を離すわけにはいかないから。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
