◇ ページ14
深澤side
深「仲良しな看護師さんいる？」
亮「……めぇ、れん、？」
本当に最近来たばっかりなら看護師との交流も少ないし、名前も覚えられないはず。
俺もこの病棟に来るのはたまにだし、看護師全員の名前を覚えられてるかと言われればそうではない。
でも、め、れん、の3文字だけで高身長イケメンのそいつは頭に浮かんできた。
深「あぁ、それってもしかして、」
目「亮平くん……？」
どうしたの…！？と駆け寄ろうとする目黒より先に足を踏み出したのはたった今名前を知った亮平くん。
亮「わあぁぁんっ……(泣)」
細く筋肉質な足に正面から抱きついて行った。
目「っ、 深澤先生、何が、」
深「廊下で子供たちに囲まれて過呼吸なってたの。てかこっちのセリフ。逆になんでこの時間にこんなとこ歩いてんの」
目「ぁ、えと、」
そこから聞いたのは、亮平くんは一昨日この病棟に来たばっかりの小学1年生。
初めての場所に初めましての人だらけ、大好きなお母さんもいないこの環境でストレスがで始めるのに時間はかからなかった、と。
目「今の精神状態で他の子達とご飯はまだ早いかなって時間ずらしてもらって、俺でさえまだ距離があるので、一人になれた方がいいかなって……食堂の場所だけ、教えて…」
深「…過去に過呼吸の症例は？」
目「…ありました、」
深「……」
目「っ、すいません！俺の責任です！遠くからでも様子を見ておくべきでした！…ほんとに、ごめんね亮平くん…」
大きく肩を上下させながら苦しそうに泣いている亮平くんの頭を大きな手で大切そうに撫でる。
仕事熱心で子供好き。
贔屓なんかしないし愛嬌がある。
距離がある、なんて言いながら目の前の亮平くんは目黒にべったり。
憎めないんだよなぁこいつ。
深「ま、今回は昼寝サボって食堂で遊んでたやつがいたのが大きかったと思うし、そいつら叱りに行くなら俺ついてくよ」
多分、ここでの亮平くんの一番の味方はお前だよ。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
