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あなたside
休憩に入ったようなので、部員に水とタオルを渡しに行く。
「きょも先輩、お疲れ様です！」
「ありがとA」
いつのまにやら呼び捨てで、距離を縮めてきたきょも先輩。
だからモテるんだよまったく。
「はい樹」
「さんきゅ、いつもありがとな」
じゅっちゃんの方には優佳が渡してたみたい。
ああやって目を見てお礼を言えるじゅっちゃんも、爆モテと言われるだけある。
「優吾くん！！お疲れ様〜！！」
こーち先輩には、可愛い先輩マネさんが渡してる。
それに負けないくらい、お礼を言うこーち先輩の笑顔は可愛い。癒し。
え、てか
「こーち先輩って、優吾っていうんだ、、」
新事実に、1人で少し驚く。
すると、
「、っぶっ…」
後ろから、誰かが吹き出す声が聞こえた。
振り返ると、
「、え、慎太郎くん！？」
そこには、吹き出した勢いで飲んでいた水も飛び散って、若干濡れた慎太郎くん。
「ちょ、濡れてる濡れてる」
「ごめんごめんごめん」
慌てて2人で周りを拭く。
「ごめんごめん、Aちゃんの顔が面白かったから」
「なーんでそういうとこだけ見るかなぁ」
慎太郎くんとは、見学初日から少し気まずさがあったから、今普通に話せていることに安心する。
バスケをしている慎太郎くんを見ていると、
やっぱりかっこいいなぁと再認識する毎日。
なんなんだこのモヤモヤは。
じゃあ練習戻るね
と慎太郎くんと別れ、みんなのボトルを片付けていると
「Aー！！！」
「、、うるさいなジェス」
今度は私に飛びついてくる大型犬。
「お疲れ様、練習大変そうだね」
「いやいや、Aの方が忙しいでしょ？」
「んえ？そんなことないよ」
「うっそだ、俺Aと優佳しか仕事してるの見た事ないもん」
「、、まじ？」
急にぶっ込んでくるジェシー。
「heheっ、気づいてなかったの？」
「気づかないよそんなの！」
「え、だってさっきこーちが言ってたじゃん」
「いや言ってたけど！全くしてないとまでは思わんかった」
「でも多分優佳は気づいてるよ？」
「、、まじ？」
、、まじ？？
練習が再開してから、優佳に声をかける。
「ねえ優佳？」
「なに？」
「…先輩たちって、さ。」
「…うん？」
「うちらに仕事押し付けてるの？」
「うん」
なんだそんなことかみたいな顔しないでよ
「今更？」
「気づかなかった、」
「うっそあんた流石に」
「アホとか言っちゃだめだよ優佳」
「アホ」
「だめって言った！！」
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湊 - うっ…！きゅんきゅんする上になんかギャグ小説っぽくて面白いです！更新は作者さんのペースで頑張ってくださいねー！ (2021年7月11日 21時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - あさん、コメントありがとうございます。どこのことか教えていただけないでしょうか？ (2020年11月10日 7時) (レス) id: 8cb59abab6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - （名前）じゃないと名前変換されないですよ（ ; ; ） (2020年11月9日 22時) (レス) id: 7685fc0708 (このIDを非表示/違反報告)
mamaの味 - はじめまして！唐突ですが主さんの作品好きです！！これからも更新頑張ってください (2020年11月9日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2020年10月31日 23時
