密室で【K.A】 ページ15
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桐山先輩と残業をし終わったころ
周りには、会社にはほとんど人は居なかった。
私たちの部署のある7階からエレベーターに乗り、
4階に差し掛かった時だった。
ガタン、！
大きな音と揺れを伴い、停止したエレベーター
貴｢きゃっ、｣
桐｢大丈夫？！｣
貴｢大丈夫です…ありがとうございます｣
桐｢止まってもうたみたいやな｣
貴｢ですね。どうしましょう｣
桐｢なんでこう、残業の日に限って…｣
貴｢助け！とりあえず求めましょう！
桐山先輩スマホありますか？私の充電切れてて｣
桐｢マジで？俺も今日家置いてきてもうた｣
貴｢じゃあ、｣
桐｢おん、｣
『朝まで出られない』
桐｢とりあえず、座ろか｣
入社してからずっと面倒見てもらってきて、
長いこと2人でいるのに
こんな密室にいざ2人きりだと変に意識してしまう
自分がいたから距離を空けて座ったのに。
桐｢A、寒ない？もっとこっち。｣
ぐいっと逞しい腕に腰を抱かれて
2人の距離は先輩後輩の距離なんかではなくて。
顔が熱い。…寒いなんてこと今は全然ない。
桐｢あんさあ、｣
貴｢は、はい｣
桐｢そのまま聞いててな｣
貴｢…？｣
桐｢こんな時に言うのもって思うんやけどさ、
もう俺耐えられへん｣
桐｢…好きや｣
桐｢Aが、入社してきてからずーっと好き｣
貴｢桐山先輩、｣
耐えられず顔を上げて先輩の顔を見ると
真っ赤な顔して、そっぽを向いていた。
桐｢あーっ！見んな言うたやんか。
カッコ悪いわ、俺｣
照れてる彼も、落ち込んでる彼も
どんな彼も、私だってずっと
貴｢好き、です｣
言葉に出すと、確かに照れくさくて
ぎゅっと先輩に抱きついた。
桐｢〜っあかんて、色々！ほんまに！｣
桐｢両思いやからええよね。助けくるまで、な？｣
先輩の口が弧を描いたと同時に、
私の視界が逆転した。
(このまま開かなくてもいいかも、)
(何言ってるんですか、！)
こだま様リクエスト“エレベーターに閉じ込められる”
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一波(プロフ) - リク書いて頂けるんですね!嬉しいです!楽しみに。待っております^_^ (2018年2月3日 16時) (
レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼん。(プロフ) - 一波さん» ありがとうございます、嬉しいです！私自身も�陲舛磴鷭颪�やすくて、楽しいです。思いついたら、ぜひ、書かせていただきますね (2018年2月3日 7時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - "俺"の�陲舛磴鷁聴Δい軍聞ノ匹�ってヤバいです!男�霤弔僚佝屬�な?とかかっこいいのにお茶目でかわいい!ぼんぼんさんの書く�陲舛磴鵑呂匹漣陲舛磴鵑眤膵イ�です!よければ"俺"の続き読みたいなって思っちゃいました(/-\) (2018年2月2日 21時) (レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民andとびっこchan!?(プロフ) - ぼんぼん。さん» いえ ！！全然大丈夫です ！！悶絶しながら読ませていただきました … 笑こちらこそ 、いつも楽しませていただいてありがとうございます ！ (2018年2月2日 2時) (レス) id: 163bc1e89e (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼん。(プロフ) - ジャス民andとびっこchan!?さん» 遅くなってしまい申し訳なかったです！喜んでいただけて何よりです！！いつもありがとうございます (2018年1月31日 18時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼんぼん。
| 作成日時：2017年11月3日 9時
