【短編集】瓶詰め彼らにこんにちは【m/z;m,n】

じゅういちにんめ【11-3】 ページ37

5｢ただいまぁぁ！！！！！｣
2｢お、おけーり、こいろちゃん｣
9｢おかえりこいろちゃん、ﾀﾗﾁｵ、いるよ｣
5｢タッチィィィィンンンン！！！｣
3｢うるっせ…｣


そう言って走ってきたこいろちゃんはﾁｵﾆｷに突進していった。


11｢ぅぐっ…こ、いろちゃん…｣
5｢うわぁぁあ！！タッチンだぁ！！ほんもの？ねえほんもの？？｣
11｢う、ん…本物だから…絞まる…ぐぇ…｣
5｢あ！！ごめんね…タッチン…｣
11｢うん…大丈夫…ゲホッ…｣
『いろちゃん、向こうで九ちゃんが呼んでるよ』
5｢行ってくる！！｣


…嵐みたいな、
『子だなぁ…』
11｢子だねぇ…ゲホッ…｣


思ってたことは一緒だったみたい。


ﾁｵﾆｷは未だにダメージ負っているし。
まぁ、相当だったんだろうなぁ…。

『…大丈夫？』
11｢大丈夫、何度も受けてると慣れるよ…久々すぎたから受け方忘れちゃってたけどね｣
『そう、なら…いいんだけど…』




11｢Aちゃん、周りの人に変わったって、言われない？｣
『え？』


いきなり、なんだろう


11｢…言われないなら、いいんだけどさ｣
『…』
11｢…気をつけてね｣



あの時、もっとしっかり問い詰めていたならば。








メモ11

ﾀﾗﾁｵ
歌が好きらしい男の子。
髪型がツンツンしている事が多かった。
低いし小さいけど、よく通る声をしている。
megaちゃんと居るところをよく見る。
とり、愛ゴリと3人で居ることも多い。
騒がしいこのちみっ子たちの中では唯一の良心。いい人。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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