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ごにんめ【5-2】 ページ17

家に帰り、包装を解くと、こいろ…ちゃん?は、いじけてしまったかのように私に背を向けてしまった。



『え…あ、ご、ごめんね?』



そう言うも瓶のガラスを通すとやっぱり声は聞こえないようで私に向き直ってくれない。


1「あ、こいろさんだ」
『やっぱり、知ってるんだ』
1「うん、まあね」

2「こいろちゃん、いつ来たって?」
『確か、昨日とか言ってた』
2「昨日…かぁ」



そう言ってまた二人で何か話している様子のせんたんとにどみん。





やっぱり、何かあるのかな。





3「大丈夫だって、Aちゃん。今、コイツ構って貰えなくていじけてるだけだから」
『…そうなの?』
4「そうそう、きっと少ししたらまたガラス叩いてくるよ」
『それなら、いいけど…』



しょんぼりとした私の膝をてしてしと叩いてくるふたりに癒されながら、それでもやっぱり気持ちはこいろちゃんの方へ。




『こいろちゃん…遊んで、あげるからさ、出ておいでよ』




そう言うとピクリと反応し、こちらを見たこいろちゃん。




すると、ものすごい早さで瓶の蓋が開いたと思ったら中から元気な女の子の声が。




「たーーすーーけーーてーーぇーー!!!」

『え…』

3「うるっせ…」
4「こいろちゃん、Aちゃんが困ってるでしょ!!静かに!」
2「とりっぴぃも煩いんだよねぇ…」
1「…」


とりあえず飴玉の海から救い出し、少し飴玉のせいでベタついているこいろちゃんを温水で洗ってあげる。


わーきゃーしながらも無事にすっきりさせると、こいろちゃんが笑顔で喋り始めた。


5「おねーさん!はじめまして!こいろ、ごさーい!!おねーさんのおなまえ、なんていうの?」
『わ、私は、A、平間A』
5「A、ちゃん…Aちゃんね!おっけー!」
『よ、よろしくね、こいろちゃん』
5「うん!よろしくー、Aちゃん!」


そんな会話をしているとリビングから4人が私を呼ぶ声がした。


5「げっ…ズーズーもいるの?」
『ズーズー?あ、ズズのこと?』
5「いろ、ズーズーのこときらい…」
『えぇ…仲良くしよう?ね?』
5「ズーズー、いろにいじわるばっかりしてくるもんイヤ!!」
3「イヤはこっちのセリフじゃクソガキ!!」
5「ガキじゃないもん!いろだもん!!」
『はいはいはい、そこまでー…』
3「いーや、ガキだね!」
『うぅ…せんたーん!!』
1「僕は知らないでーす」
『そんなぁ…!!』







という訳で、賑やかな子がもう1人増えました。

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(プロフ) - すぷらさん» こちらも沢山勉強させて頂きました…!!これからも更新楽しみにしています!!応援しています!! (2018年9月26日 22時) (レス) id: b7a2a1a016 (このIDを非表示/違反報告)
すぷら - !!見られていたなんて恥ずかしいです!!汀さんの文から勉強してもっと精進させていただきます!! (2018年9月26日 22時) (レス) id: e340ba7d83 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すぷらさん» 返信が遅くなってしまいすみません!とても嬉しいお言葉をありがとうございます!実は私もこっそりすぷらさんの作品を拝見しており、モチベーションを保つひとつになっていました。本当にありがとうございました!!ぜひ次作もよろしくお願い致します!! (2018年9月26日 1時) (レス) id: b7a2a1a016 (このIDを非表示/違反報告)
すぷら - 【追記】 汀さんの作品の更新はもはや私の作品の更新のモチベーションになっていて違う方向でもとても力を貸していただきました(笑)ありがとうございます! (2018年9月24日 20時) (レス) id: e340ba7d83 (このIDを非表示/違反報告)
すぷら - 完結、そして内定おめでとうこざいます。汀さんの作品はとっても素敵で大好きです。これからも汀さんの作品を読ませていただきます。お疲れ様でした。 (2018年9月24日 20時) (レス) id: e340ba7d83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月16日 20時

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