本田凛35 ページ14
こういう時、人はどうする…。
あれ…。私は……人だっけ…?
その瞬間、口が何かに塞がれる。
三雲:苦しいけど、我慢してください!空閑、僕は本田先輩をたすけるから、訓練には遅れる!
遊真:わかった。気をつけてな。
私はやっとの事で立ち上がる。
凛:…部屋に、運んで欲しい…。(( :凛!?またー!?
凛:か、カナミ……。
カナミ:もう…安定剤飲んだの!?
凛:…飲んでない………。
カナミ:…もう…。あ、ごめんねー。私じゃ凛持てないから、御願いねー!
▽△▽△▽△
No side
遊真:ホンダ先輩、どうしたんだ?
カナミ:…凛はね、追い詰められると昔からああなの。私以外の人、全然頼ろうとしないからねぇ…
呆れたような顔をするカナミと、不思議な顔をした空閑。
遊真:…でも、あのとき、ホンダ先輩は嘘ついたよ?本当は、助けて欲しかったみたいだよ。
カナミ:…そうね…。意外だわ。あの子がねー。
カナミ:きっといずみん、知らないでしょうね。凛がこうなってること。
空閑:ふーん…。大変だね。
カナミ:でも、本人は言うつもりないから、今度言ってやるわ。
彼女はとても楽しそうにわらった。
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作者名:湯のみと参加して下さっている隊員各員 x他4人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/
作成日時:2015年3月11日 21時