【青】 ページ43
side：りょう
「りょうくん！服選んでくれてありがと！こばしりちゃんにも好評だった！！」
り「そっか、それは良かった！」
すごくルンルンしながら、俺にそう言ってきた。
この間こばしりさんとご飯行くってなった時に、Aから服を見繕って欲しいと連絡が来た。
俺とか東海のメンバーと遊ぶ時はそこまでしないのになぁ、と、少しこばしりさんに嫉妬する。
り「ご飯どうだった？」
「いやもう、聞いて？」
り「聞いてるよ笑」
「尊かった」
り「待って、分からん分からん笑」
「まずね、待ち合わせの瞬間からもう既に尊いんだよ。私のが先に着いてたんやけどさ、こばしりちゃん、小走りで寄ってきて『すみません！遅くなりました』って！いやね、待ち合わせ時間の10分前やから何も遅くないのにさ」
り「ちょ、A、どんだけ前に着いてたの笑」
「え？30分前に決まってるやん」
り「まじかw」
熱く語り出したAは止まらない。
Aにここまで好かれてるこばしりさんが羨ましい。こばしりさんは女の子なのに、嫉妬してしまう。
り「それで？」
「でね！プリクラ撮る時にさ、最初尊すぎてあんまり近づけなかったんだけど、こばしりちゃんがさ『もっと寄りませんか？』って！何？？可愛すぎん？？好きってなった」
り「そっか笑」
A、楽しそう
いいなぁ、俺と遊ぶ時もそんぐらいなってくれたらいいのに。
気を許してくれている証拠なんだろうけど、一応俺も男だよ？胸元見えてるからね。
って、一生懸命語っている本人には言わないけどさ。
でも、少し悔しくて頬に手を添えてみる。
「どしたの？りょうくん」
何も言わずにそのまま、顔を近づけていく。
「えっ、ほんとに何？」
少しずつAの顔が赤くなっていく。
もう少しで唇が触れそうってとこで、離れた。
り「はい、取れた。顔にまつ毛ついてたよ？」
「えっ、あっ、ありがと」
り「A、今度俺とデートしよっか」
「急にどしたの？笑」
り「こばしりさんとデートしたんだから、俺ともしてよ笑」
嫉妬心丸出しだなぁ
かっこ悪、俺。
「別にいいけど笑」
り「また、予定たてよ」
「オッケー」
り「ちょっとコンビニ行ってくるね」
「あっ、いってらっしゃい！」
Aの頭をわしゃわしゃして、家を出た。
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推し事したい(プロフ) - ちゅりさん» ありがとうございます！ (2019年8月17日 13時) (
レス) id: baa1cf1477 (このIDを非表示/違反報告)
推し事したい(プロフ) - かなとさん» オリジナルフラグ外しました。ご忠告ありがとうございます。 (2019年8月17日 13時) (レス) id: baa1cf1477 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅり(プロフ) - まだ一話しか読んでませんが、とっても面白かったですー！これからも更新楽しみにしてます！ (2019年8月12日 22時) (レス) id: b312bb6cf1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月12日 19時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推し事したい | 作成日時：2019年8月12日 18時
