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ページ34

長谷部side


「嫌な気配がするね」


敵の気配を感じたのか
石切丸立ち止まり、邪気を払う


「随分と早い登場だな」

「いっちょやってやろーじゃねぇか」

鶯丸と和泉守が鞘から刀を引き抜く


「敵の陣形は雁行陣…
太刀二振り打刀二振りに脇差と短刀
ってとこかな?」

「ふん…ならば方陣か」

光忠の指示に
俺らは陣形を組む


「私が先に太刀を攻撃しに行きます
長谷部殿はまだ練度が低いので
短刀をお願いします」

先制を取った一期一振が自ら前に出て
太刀を斬る

「わかった」

ここで足を引っ張るわけにはいかないと
俺も短刀を斬る

「なんとか、断ち斬ったみたいだね」

「えぇ、やはり大太刀の
石切丸殿がいると心強いですな」

「そうかい?僕が出る前に
みんなで倒してしまったでは無いか…
これでは僕の意味は…」

起動の遅い石切丸は
攻撃順でいくと最後になり
もはや大太刀の意味がない戦いになった

「でも、まだ油断ならねぇな
この先にも敵はいる
頼りにしてるぞ石切丸」

和泉守が石切丸を励ます

「そうだね、ありがとう」


俺らはボスに向かい
どんどん先へ進んでいく


「待て」

歩いている途中
鶯丸が足を止める

「嫌な予感がするんだが」

「確かに、先ほどまでとは空気が違うね」

先へ進むにつれ、嫌な空気が漂う

「おい!!!長谷部!上だ!!!」

「かはっ……!!」

上から来た敵の攻撃に避けきれず
俺はダメージを食らう

「これは…」

邪悪な気を纏ったそいつを見上げる

「検非違使だ」

ははっ…こんなところで
終わってたまるか

目の前の此奴を
俺は圧し切るのみ


「圧し切る…!!」


斬られたそいつは

とても滑稽に消えていった

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(プロフ) - 宙さん» ありがとうございます!素敵な作品だなんて光栄です>_<こちらこそ読んでいただきありがとうございました!! (2017年12月22日 22時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 連載お疲れ様でした!ヤンデレ大好きなので悶え苦しみながら見させて貰いました!!素敵な作品を有難う御座いました(*´∀`*) (2017年12月22日 22時) (レス) id: a57b441503 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 木野真奈さん» 無事に完結いたしました!はは…やりかねませんねwありがとうございます! (2017年12月20日 17時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
木野真奈(プロフ) - 来れなかった間に終わってた・・・なんか、主さんが消えた後でショックすぎてみっちゃんが手当たり次第折りそうで怖い・・・お疲れ様でした次回作も読ませていただきます (2017年12月20日 16時) (レス) id: 088ecfe5cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 有里雨さん» ありがとうございます!次作も頑張らせて頂きますね!こちらこそありがとうございました(*^^*) (2017年12月19日 0時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年11月2日 17時

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