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策士 ページ25

突然開かれた扉

まるでタイミングを計ったように

『みっちゃん…』

どうして?

「主も何してるの?」

何って…

『看病…』

「へぇ…主にとって
キスする事は看病なんだね」

……。

『いつからいたの』

「主が歌仙君と話している時かな」

全てみっちゃんに聞かれてた

「いいな…歌仙君は主に選ばれたんだもんね
僕も初期刀の枠に入りたかったな」

羨ましそうに歌仙を見つめる

「貴様、何故ここにいる」

「お見舞いだけど?
そもそも、僕が助けたのに酷いねその態度」

そうだ…
歌仙が今こうして元気を取り戻せたのは
みっちゃんが助けてくれたからだ

『ありがとうみっちゃん…』

「うん」

礼を言うと
みっちゃんに頭を撫でられる

「それはすまなかった…
気は進まないが礼を言う」

「まぁ、助けたのは主のためだけどね」


お願いだから…
意地の張り合いはやめて…

「歌仙君元気そうだし
僕は部屋に戻るよ」

バイバイと手を振るみっちゃんに
私も手を振り返す

「何してるの?主も行くよ」

グイッと腕を引き寄せられ
バランスが崩れる

「おっと…危ないよ主」

なんとかみっちゃんに支えられたが
距離が近い


「貴様っ!!主を離せ!」

「大丈夫。主を傷付けるなんてことは
絶対にしないから」

「っ…」

ドスッという鈍い音がした

歌仙の腹にみっちゃんの拳が入った

「もう少し安静にしててね歌仙君」

『歌仙!!!!!』


慌てて歌仙のところへ向かおうとするも
みっちゃんに止められる


「主はこっちだよ。
主を助けてあげたんだから
僕のお願いも聞いてよね」


そのために助けたの…?


みっちゃんに手を掴まれた


逃げ場をなくした私は
ただ、みっちゃんに
着いて行くしかなかった

崩壊→←君を選んだ理由



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(プロフ) - 宙さん» ありがとうございます!素敵な作品だなんて光栄です>_<こちらこそ読んでいただきありがとうございました!! (2017年12月22日 22時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 連載お疲れ様でした!ヤンデレ大好きなので悶え苦しみながら見させて貰いました!!素敵な作品を有難う御座いました(*´∀`*) (2017年12月22日 22時) (レス) id: a57b441503 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 木野真奈さん» 無事に完結いたしました!はは…やりかねませんねwありがとうございます! (2017年12月20日 17時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
木野真奈(プロフ) - 来れなかった間に終わってた・・・なんか、主さんが消えた後でショックすぎてみっちゃんが手当たり次第折りそうで怖い・・・お疲れ様でした次回作も読ませていただきます (2017年12月20日 16時) (レス) id: 088ecfe5cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 有里雨さん» ありがとうございます!次作も頑張らせて頂きますね!こちらこそありがとうございました(*^^*) (2017年12月19日 0時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年11月2日 17時

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