検索窓
今日:25 hit、昨日:5 hit、合計:49,994 hit

出発 ページ2

そして今日

いよいよ長谷部を見送る時が来た…


『いやー、長谷部もこの一年で
物凄く成長したね』

「そうですか?主が変わってないだけですよ」

『チビとでも言いたいの?!』

「いえ、そのようなことは…」


思ってるんだな…

「おや?長谷部くん…と主?」

『みっちゃん!!』

私達に気づいたみっちゃんが
こちらに駆け寄ってくる

「長谷部くん修行に行くのかい?」

「あぁ、主命だ」


あれ…行ってきなとは言ったが
申し出たの長谷部だよね?

主命じゃない気が…

「そうなんだ…僕も早く修行行きたいな」

「ふっ…残念だな
俺は先にお前よりも強くなる」

「そっか、少し寂しいね」

『みっちゃん…』

みっちゃんも修行に行きたいのか…


「まぁ、留守は任せてよ!」

そう言い、私の腰に腕を回すみっちゃん

『ちょっ…』


「チッ……」


舌打ちする長谷部


なんか険悪…
折角の晴れ舞台が台無しになっちゃうよ


『長谷部…これ』

「お守りですか…?」

刀剣男士が修行に行く時
寂しくならないように
私が密かに持たせているもの


『うん…一応ね』

「ありがたき幸せ…」

喜んでくれているのだろうか

お守りを受け取り、大事そうに見つめている


「このへし切長谷部…
今より強くなって戻って参ります」


長谷部の機嫌も良くなり
やっと見送りらしくなった

しかし、みっちゃんはいなくなっていた


みっちゃんには悪いことしちゃったかな…



『長谷部が暫くいないのは寂しいけど
修行頑張ってきてね』


「もちろんです」

私の寂しさを埋めるように
長谷部は優しく抱きしめてくれた


「それでは、行って参ります」


『行ってらっしゃい』


長谷部は荷物を持ち
修行に向かった

長谷部のいない本丸→←修行の申請



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
103人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 宙さん» ありがとうございます!素敵な作品だなんて光栄です>_<こちらこそ読んでいただきありがとうございました!! (2017年12月22日 22時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 連載お疲れ様でした!ヤンデレ大好きなので悶え苦しみながら見させて貰いました!!素敵な作品を有難う御座いました(*´∀`*) (2017年12月22日 22時) (レス) id: a57b441503 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 木野真奈さん» 無事に完結いたしました!はは…やりかねませんねwありがとうございます! (2017年12月20日 17時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
木野真奈(プロフ) - 来れなかった間に終わってた・・・なんか、主さんが消えた後でショックすぎてみっちゃんが手当たり次第折りそうで怖い・・・お疲れ様でした次回作も読ませていただきます (2017年12月20日 16時) (レス) id: 088ecfe5cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 有里雨さん» ありがとうございます!次作も頑張らせて頂きますね!こちらこそありがとうございました(*^^*) (2017年12月19日 0時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年11月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。