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肆拾捌 ページ50

「どうしたのかな」
「鬼の女の子は、そっぽ向きました。
不死川様に3度刺されていましたが、目の前に血まみれの腕を突き出されても、我慢して噛まなかったです」

「ではこれで、禰豆子が人を襲わない事の証明ができたね。

それでも禰豆子のことを快く思わない者もいるだろうから、これから証明しなければならない。

炭次郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てることを」

炭治郎は土下座した。

「俺と禰豆子は、鬼舞辻無惨を倒します!
俺と禰豆子が必ず!
悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!」

「今の炭次郎には出来ないから、まずは十二鬼月を1人倒そうね」

真っ赤になる炭治郎。可愛いかよ。よしよししたい。

炭治郎の話はこれで終わりだ。
途中で戻ってきて傷だらけの人に頭突きさせてくれと頼んでいたが時透くんに追い払われていた。

「さて、柱合会議を始めようか」

一件落着、これで安心である。









と思ってました。

「A」

柱合会議が終わった後。
激おこの煉獄さんに地を這うような声で呼び止められた。

「どういうことか説明、できるな?」
『あ、あの、あはは…何のことで』
「俺は君があの少年と鬼に命を懸けていたなど聞いていなかったんだが?」

はっきり言おう、鬼より怖い。

他の柱達は野次馬に徹している。派手に怒ってんなとかなんとか言っている。

ちらりと助けを求めたが全員に顔を逸らされた。巻き込まれたくないらしい。くっそ。

「どこを見ている?君は今俺と話しているはずだが」
『ひゃいっすみませんっ』

泣きそう。

「何故黙っていた」
『あの、その、大したことでもないかなと』
「うん?」
『ひぇっ』

圧が増した。ピキ、と青筋が立っている。

あれ?これ何言っても無理じゃね?泣いていい?既に涙目だよ?

「君が死ぬかどうかのことが“大したことない”と?」
『ぁ、あの、』
「そうかそうか!少し君とは話し合う必要がありそうだな」

そうして私の腕を引く。
アッこれ死んだ。

『ひ、必要ないかと、』
「何か言ったか」
『何もありません!!』

誰か助けてー!!!!

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蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - 5262さん» コメントありがとうございます!励みになります! (2020年12月17日 11時) (レス) id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)
5262(プロフ) - 初めましてコメント失礼致します。続きが楽しみです!大変だと思いますが更新頑張ってください、応援してます (2020年12月15日 17時) (レス) id: e1b40e07f2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - コメントありがとうございます!夜はいいですよね! (2020年12月7日 23時) (レス) id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)
レイレイン - 夜が好きッ!?私と同じだ… (2020年12月7日 17時) (レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - yersk0402さん» ありがとうございます!!煉獄さんに会いたいですよね!!更新頑張ります! (2020年12月6日 20時) (レス) id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナキサ | 作成日時:2020年11月28日 20時

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