〇滅亡迅雷のオキニイリ_3【K/迅・滅】 ページ30
横峯俊さん、リクエストありがとうございます!
あれから1年の月日が流れ、莉乃はすっかりヒューマギアとしての生活に慣れていた。
「莉乃、あ、間違えた。壊〈かい〉、今日は僕と一緒にお出かけだよ!」
ヒューマギアになり、正式に滅亡迅雷.netになった莉乃は、名前を壊と改め生活していた。自分も滅や迅みたいなかっこいい名前がいい、と。
「はーい!今日もいーーっぱいオトモダチ作りに行くぞ〜!」
「お〜!」
「それじゃあ滅、行ってきまーす!」
フォースライザーとゼツメライズキーを大事そうにカバンにしまい、壊と迅は出かけていった。
「そろそろ飛電も勘づくころか…。」
滅の呟きは誰もいないデイブレイクタウンの闇に溶けていった。
「なっ…なんで滅亡迅雷がここに!?」
「むー…ゼロワンこそなんでここにいるんだよーー!僕達の邪魔はさせないよ!」
壊と迅の出向いた先でたまたま遭遇したのは、ゼロワンこと飛電或人。壊はとっさに迅の背中に隠れる。
しかしヒューマギアになる前の記憶がおぼろげな壊は、なぜ飛電或人から隠れたのか自分でもよく分からなかった。ただなんとなく、そうしなければ気まずいような気がしたのだ。
「え…そんな、まさか…。迅、お前の後ろにいるのって…。」
「ふふーん、いいでしょ!滅亡迅雷.netの新しい仲間、壊だよ!」
壊、おいで。と迅が壊の背中に手を回し飛電或人に見せつける。飛電或人は驚愕の色を隠せずにいた。
「なんで…なんで莉乃がヒューマギアに…滅亡迅雷なんかになってるんだよ…!」
「その名前はもう捨てたの。今の私は壊。破壊の壊だよ。」
そう言いながら壊はフォースライザーを構える。
「そんな…莉乃とも…戦わなきゃなんないってことかよ…!」
飛電或人も苦々しい顔つきでゼロワンドライバーを腰に装着した。
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みかげ(プロフ) - スピカブラックさん» すみません、だいぶ前に書き上げていたのに、公開したつもりになって非公開のままで…お待たせしました!! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - 瑠花さん» お久しぶりです瑠花さん!!!バーニングな迅さん、難しかったんですけどもうなんか大人にしとけばいいだろうと思って書きました!!(おいこら)いつもコメントしてくれてほんとにありがとうございます!またリクエストしてくださいねーー!! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - スピカブラックさん» かしこまりました!しばしお時間いただきます! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - みかげさん» お久しぶりですみかげさんー!!!しばらく見れてなかったんですがバーニング迅さん!!!ほんとに初ですかってくらいバーニング迅さんでした!!!!素敵な迅さんをありがとうございます!!体調等色々気をつけてお過ごし下さい…! (2020年6月8日 9時) (レス) id: 8c3e454506 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - リクで時雨で甘で書いて欲しいです! (2020年6月8日 1時) (レス) id: d87ef36352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかげさん@仮面ライダー | 作成日時:2020年1月2日 11時