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あや「いらっしゃいませ」
大貴「いらっしゃいませ、、」
いつの日かのような元気の無い声が飛び交う。
そう、大貴くんのキスしてる所を目撃してから初めてシフトが被った。
前まではいつもの様に一緒に入っていたけれど、あんな所を見てしまった後は少し入りずらくてずっと時間をずらしてたんだ。
深夜が人手不足だから雇ってもらえた私がいつまでも昼間のシフトに入るわけにはいかなくて。
大貴くんと久しぶりに顔を合わせたのだ。
少し客が減ってきて大貴くんが近づいてくる。
それとなく距離を置いていたけれど、ここまで来て避けるのは流石に不自然だ。
大貴くんは私に見られていたことを気付いていないから何の躊躇も無く話しかけてくる。
大貴「最近シフト被んなかったね。何かあった?」
貴方を避けていたんです。
そんなこと言えるはずがない。
ここで黙り込むと私の変化に敏感な大貴くんは私がサークルに潜入していた事に気付いてしまうだろうし、正直に言ったらそれはそれはこっぴどく叱られるだろう。
どちらにしても嫌だ。
あや「ずっと寝不足だったから昼間に入れてもらって少し体休めてたの。ごめんね、忙しかったでしょ。」
それだけの理由じゃないけれど嘘でもないからね。
大貴「体調悪いの?全然気づかなかったごめんな、無理すんなよ。」
うん、こう返してくれると思ってた。
私だってそれなりに大貴くんの事は理解しているつもりだ。
今すぐにでも、「キスをしていたあの綺麗な女の人は誰?彼女?」て聞きたかった。
彼女って言われたら潔く諦めることが出来るのにって。
それでも聞けない私は大貴くんを諦めることがただ、怖いだけなんだ。
〜作者から〜
読んで下さる皆様、いつもありがとうございます!
順調に進んでいて、もう少しで移行になりそうです。
しかし小説を移行先でも見てくださる方がいらっしゃ
るか、とても不安です。
そこで皆様に、評価をして頂きたいです。自信を付けたいと思っています。勝手なのですが評価が9.8になったら移行したいと思います。
あと少しここで進められる所までは更新します!
どうぞ宜しくお願いします。
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とあ(プロフ) - kaka4570aさん» 良かったです(*´艸`)更新楽しみにしておいてください! (2020年2月9日 23時) (レス) id: def37ff45b (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - ふるはさん» 行っちゃいましたよ〜汗 私も主人公ちゃんに幸せになってほしいです!でももう少しかかるかな、、笑 (2020年2月9日 23時) (レス) id: def37ff45b (このIDを非表示/違反報告)
ふるは(プロフ) - 何かとドキドキハラハラします。主人公ちゃんが幸せになる事を祈ります。っていうか1人でサークル行っちゃいそうですよね。 (2020年2月6日 7時) (レス) id: e713ca3791 (このIDを非表示/違反報告)
kaka4570a(プロフ) - とあさん» ファン一号、!?嬉しすぎます、、こちらこそ宜しくお願いします(TT) (2020年1月29日 0時) (レス) id: dd0a0b4b72 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - kaka4570aさん» 嬉しくて禿げます(/--)/ファン1号として宜しくです!笑 (2020年1月28日 22時) (レス) id: def37ff45b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とあ | 作成日時:2020年1月20日 13時