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さっき振られたも同然だけど、一応男女がひとつ屋根の下に二人っきり。









流石に何も無いと分かってはいるが、緊張しないわけがない。









自然を装って、部屋をキョロキョロ見渡してみる。









マンガが何冊も積み重なって雑に置いてあったり、




絶対に大切な書類なのにぐちゃぐちゃのシワになって床に落ちている封筒。





男の子の一人暮らしのイメージのまんま。







お世辞にもキレイとは言い難い。









でも、いつも大貴くんがここで過ごしているんだという想像が膨らんでまた一人で恥ずかしくなる。









大貴「汚ねぇからあんま見ないで。」









はっ、全部見られてた!









大貴「さっきからキョロキョロしたり急にタコみたいに顔真っ赤にしたり、、どうしたの?



ま、なんでもいいけどとりあえず風呂入れば?」









あや「ふぇ?お風呂?」









突然の言葉に間抜けな声を出してしまった。




何が何だか分からなくて聞き返す。









大貴「今、何時だと思ってんの?
深夜バイト終わってゆっくり帰ってきたんだから、もう4時だよ。
今から送って行くなんてめんどくせーし、


明日、何時から学校?」









急かされるようにして、質問された私は急いでスマホのスケジュール帳を開く。









あや「6限だけ。」









大貴「なら、夕方じゃん。
もうあや泊まっていきなよ。明日時間になったら送って行ってやるから。」









話の流れからなんとなくこうなるだろうな、と思っていたけれど、そのままの通りになると少し戸惑う。









大貴「何よ、さっきまでやだやだ帰りたくないって言ってたのに、お泊まりは嫌なんですか〜、わがままなあやちゃん。」









小さい子に話すような口調で私の頭をポンポンしながら言う大貴くん。









あや「あっ!そっか、、お泊まり!嬉しい!」








確かに今日はずっと大貴くんと一緒に居れると思うととっても嬉しくって満面の笑みを浮かべて大貴くんに答える。









大貴「ははっ、ほんとに幼稚園児じゃん。あや。」

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とあ(プロフ) - kaka4570aさん» 良かったです(*´艸`)更新楽しみにしておいてください! (2020年2月9日 23時) (レス) id: def37ff45b (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - ふるはさん» 行っちゃいましたよ〜汗 私も主人公ちゃんに幸せになってほしいです!でももう少しかかるかな、、笑 (2020年2月9日 23時) (レス) id: def37ff45b (このIDを非表示/違反報告)
ふるは(プロフ) - 何かとドキドキハラハラします。主人公ちゃんが幸せになる事を祈ります。っていうか1人でサークル行っちゃいそうですよね。 (2020年2月6日 7時) (レス) id: e713ca3791 (このIDを非表示/違反報告)
kaka4570a(プロフ) - とあさん» ファン一号、!?嬉しすぎます、、こちらこそ宜しくお願いします(TT) (2020年1月29日 0時) (レス) id: dd0a0b4b72 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - kaka4570aさん» 嬉しくて禿げます(/--)/ファン1号として宜しくです!笑 (2020年1月28日 22時) (レス) id: def37ff45b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とあ | 作成日時:2020年1月20日 13時

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