ねぇ、だいすきだよ。Daiki.A

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そういえば、と思い大貴くんに話しかけてみる。




あや「ねぇ、大貴くん。大貴くんの入ってるサークルって、テニスサークルだよね？私去年は一回生だったから毎日忙しくて、サークルのための時間つくれなかったけど、今はちょっと余裕あるからさ。気になってるんだけど紹介してくれない？」






大貴「は？絶対やだ。」






私の方なんて見向きもせずにピシャリと言いきってしまう。






あや「え！なんで？いいじゃん。楽しいんでしょ？」







大貴「楽しい、つまんないの問題じゃないの。あやには紹介できない。」









そろそろ不機嫌モードになってしまいそうだね。








私だってこの会話をすれば大貴くんが不機嫌になることぐらい分かってたよ。








私たちの大学のテニスサークルは学校中の人なら誰もが知っているぐらいの知名度だ。









別名、ヤリサーとして。

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