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「違うよ。
この上のショットバーで、
週末イベントやるんだって。
そのチケット」
葵ちゃんが言い訳するように答えた。
時々、仕事終わりに、
村上店長は、
このビルの５階にある、
オシャレで大人なバーに飲みに行ってる。
葵ちゃんや、
他のバイトの子は誘ってもらってるのに、
私だけは呼んでくれない。
未成年は入っちゃダメだって。
「・・・私も行きたい。
ノンアルコールあるはずだもん」
ダメ元で言ってみる。
「あかんに決まっ・・・」
そう言いかけた、村上店長の声にかぶせて。
「いいじゃない。
この日、Aの誕生日だよ？
もうハタチになるんだもん。
未成年じゃないでしょ？」
葵ちゃんが助け舟を出してくれた。
やったあ！
これで、私も大人の仲間入りだ。
「まあな、しゃあないな・・・」
渋い顔しつつも、
私にも、
チケットを渡してくれた。
「二十歳やからって、
急に大量に酒飲んだら、
あかんからな。
急性アルコール中毒いうん、知ってるか？」
ぐちぐち注意はされたけど、
嬉しくてにやけてくる。
「分かってるよ。
うるさいなあもお」
「お前な。
うるさいってなんやねん。
大人の言うことは、ちゃんと聞け」
「はいはいはい。
聞いてますよ」
嬉しくて嬉しくて。
その夜は眠れなかった。
待ちに待った誕生日当日。
葵ちゃんが、洋服も考えてくれて、
メイクも手伝ってくれた。
いつもよりは大人に見えるかなあって。
もう朝から気持ちがはしゃいで仕方ない。
夕方。
村上店長は用事が出来たとかで、
葵ちゃんも残業だとかで、
先に一人で行って待ってる事に。
村上店長は、
わざわざ電話してきて、
「漫画でも読んで、
休憩室で待っとれよ」
そう言ってたけど、そんなの無視。
バーに入るなんて初めてだし、
お店のドアを開けるだけで緊張してくる。
手をかけたけど、扉は案外重くて。
少し開いたら、また閉じてしまった。
ちらっと見えた中には、
カウンター席に、
バーテンさんがいたような・・・
落ち着いた、いかにも大人なお店。
どうしよう。
ここで、葵ちゃんを待つべきか。
悩んでるうちに、
内側から扉が開いて。
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ひ み さ(プロフ) - 焼き直しお疲れ様でした(*^^*) ホント、村上店長可愛い(≧▽≦) 年下の女の子に翻弄されてる姿がなんとも良いですね(^w^) 素敵な作品ありがとうございました♪ (2019年12月7日 5時) (
レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - 予定通り見ました、楽しかったです(*^^*) あのワチャワチャ感からの真面目な話、さらに素に近いような朝の風景…エイトらしくてとっても良かったです♪ お話の事じゃなくてスミマセン(^^; (2019年11月29日 1時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - 『友よ』良かったですよね(///∇///) 私もセブンイレブンで受け取ってきましたが、まだ例のものは観てません…せっかくなので28日の18時からみようかな(笑) (2019年11月27日 2時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
yume.no.(プロフ) - ぼち夜最高でしたね！そのままの姿をさらけ出してくれるアイドル！より一層応援していきたくなりました！村上店長いいですね♪ (2019年11月27日 1時) (レス) id: 979f5b0d6b (このIDを非表示/違反報告)
マッキー(プロフ) - こんばんは！忠義の作品待ってました！また毎日更新気にしてソワソワしちゃいますー(o^^o)♪ (2017年9月13日 20時) (レス) id: 996c2d6916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2017年9月1日 11時
