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翌朝。
翔が双子の病室を覗きに行くと、Aのベッドでくっ付いて眠る双子の姿。
「こら、雅紀・・・。
点滴外れてるし・・・。」
点滴をお構いなしに動いたせいか、ベッドに引っかかって外れていた点滴。
雅紀の腕を確認すると、出血した後。
「雅紀、
これ痛いだろう・・・。」
その跡を見て、またも苦笑する翔。
眠っている雅紀にもう一度点滴を繋いで、双子の検温。
まだ熱が高いのか、２人そろって赤い顔。
出てきた数字を見て、翔は思わず笑ってしまう。
「ここまでシンクロかよ。」
２人揃って３８．２の数字。
本当は雅紀を自分のベッドに戻したいのだが、せっかく眠れているのに起こすのは可哀そう。
それにこの双子、近くに居れば居るほど、回復も早い。
お互いに不調を分け合って、お互いに回復しあう。
そんなオカルトあり得ないと、翔も最初は疑っていた。
でも、実際にそうなのだ。
翔は双子の点滴が抜けないように、しっかりと固定して。
しばらくこのまま様子を見ることにした。
朝１０時。
面会が可能な時間になってすぐ、病室に現れた智と和也、潤の３人。
病室に入って、同じベッドで眠る双子を見て
「またくっ付いてるんですか？」
「一応、大人だよな？この２人・・・。」
と和也と潤は呆れるのであった。
昼を回り、目を覚ました雅紀とA。
「どうだ、調子は？」
翔の問いに、もう平気だと答える双子。
熱も2人そろって微熱まで下がっていた。
「今日はもう1日病院に泊まりな。
明日、熱が無ければ家に帰ろう？」
「「えぇ〜・・・。」」
「えーじゃない！！」
翔の発言に、声を合わせて反抗する雅紀とA。
それをスパッと一蹴する翔。
文句を言いながらも、翔には逆らえない双子。
大人しくもう一晩病院に泊まって。
翌日、無事に熱も下がって退院した。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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mio(プロフ) - 紅音さん» コメントありがとうございます！仕事中にパッと思い付いたモノをただ書いているだけの繋がりのないお話ですが。皆様に楽しんで頂けるよう頑張りますw (2018年4月2日 20時) (
レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
紅音 - すっごく面白いです！個人的にはテレパシーの話が好きです！更新楽しみにしてます (2018年4月2日 17時) (レス) id: 7123fcbb8f (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 桜桃さん» 嬉しいコメントありがとうございます。前後の繋がりが殆ど無い超短編集ですが、楽しんで頂けたのなら幸いです (2018年3月26日 20時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - とっても楽しみにしてます。お話がとにかく良くて、大好きな作品です。更新楽しみにしています (2018年3月26日 20時) (レス) id: 349678d199 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» 殆どの作品にコメントして下さってありがとうございます^ ^カノン様のように楽しみにしてくださる読者様の為にも、できる限り頑張って更新します (2018年3月24日 23時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2018年3月15日 14時
