アイドルと7日間【JM】

アイドルと5日目 ページ24

hn「ここまでAを連れてきてくれてありがとう。でも、君も仕事があるだろうし…あとは僕に任せてよ」



jm「え…」



hn「Aもその方が気が楽だろ？後輩を使うなんて君はあまり好きじゃないだろうし…」



そう言ってジミンさんから湿布を受け取ると私の肩を抱く。



hn「それじゃあ、僕らは帰るとするよ」



そのまま進もうとするヒョヌとは反対に、私は後ろへ身を引いた。



hn「…A？」



「あの、さ…近くない？

私たち、もう終わってるんだよ。今更世話を焼いてもらうような義理もない。


だから、私はジフンさんと帰る。」




ヒョヌの手から湿布を奪って私はジミンさんの手を掴み、歩き出した。




hn「待ってよ！！僕はまだ終わったつもりは無い。君が勝手に終わらせただけだろ？」



反対の手を掴まれたからその手を振り払った。



「貴方がそのつもり無くても、私はもう終わったと思ってる。もうその先は、ないよ」



hn「……ほんと、1度決めたら頑固だよね。


これ、僕の連絡先。君のことだから消したんでしょ。良ければ連絡してよ。」



私が受け取らないと思ったのかヒョヌは湿布の袋に連絡先を書いた紙の端切れを入れた。




hn｢それじゃあ…Aを頼むよ。ジフンさん？｣




散々言ったのにまだ私を自分のモノかのような言い方をするからそんなヒョヌへ背を向けてジミンさんを連れて帰る。

アイドルと5日目→←アイドルと5日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す