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アイドルと3日目 ページ17

今度はきれいな景色を見たいと言うから2人で綺麗な場所を探すのに公園や並木道を散歩した。
あれも綺麗。これも綺麗って話しているうちに夕日が私たちを照らし始めた。




jm「すごく、楽しかった」


「私もです。」


jm「帰りたくない」


「でも、お腹すいたでしょ?」


jm「よくわかったね?」


「ふふ、さっきからお腹の虫が鳴いてます」


jm「えー、バレてた?一生懸命お腹に力入れたのに」




お腹を擦りながら並木道にあるベンチに座る。まっすぐ前を見れば住宅街に沈む夕日が今日1番綺麗だった。



jm「Aちゃんとこんな綺麗な景色を見つけたことが僕は嬉しい」


「…私、と?」


jm「うん。他の誰かだったらこんなに綺麗とは思わなかったかも。Aちゃんだからだよ」




ジミンさんは真っ直ぐに夕日を見ているのにジミンさんのいる方の体がジワジワと熱い。




「…ジミンさん、これプレゼントです」



jm「え?」




実は、さっきスムージーを飲んでいる時
トイレの帰りにお店のショーウィンドウに飾られた服を見て元彼の服に不満そうなジミンさんを思い出した。
確かに、自分も元彼の服を着たジミンさんと歩くのは複雑だなと思いプレゼントすることにした。




jm「ねぇ、本当にいいの?僕お世話になるだけじゃなくてプレゼントまでもらって…どうやって返していけば…」


「じゃあ今度はそれを着て一緒にお出かけしましょう。それで十分です。」


jm「…Aちゃん…僕こんなに幸せでいいのかな」




急にジミンさんの声が弱々しくなった。



jm「迷惑ばかりかけてるのに…僕がこんな幸せな思いしてバチが当たらない?」




バケハを深く被るジミンさんの手を握る。




「ジミンさんが幸せになることはきっとみんなの願いですよ。


メンバーのみんなも、ファンも家族も


もちろん、私も。


私はジミンさんに幸せになって欲しくてやってるんです。だから、これは迷惑にはなりません。迷惑って言うのは相手が嫌な気持ちになります。でも、私は嫌な気持ちにならない。むしろ私こそ幸せにしてもらってます。だから、沢山私を頼ってください」



グイッと手を引かれたかと思えば今朝のように私はジミンさんの胸にすっぽりと埋まった。



jm「Aちゃんに会えてよかった。」



「私も、です。」



そっとジミンさんの背中に自分の手を回した。

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えびてゃん(プロフ) - ユカさん» ありがとうございます!今週中には出したいです😖 (2022年5月26日 18時) (レス) id: cc2d7e8a3f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごく面白いです。更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 22時) (レス) id: 996863b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - rieさん» ありがとうございます🥹ちょっと今バタバタしているので週末頃には新しい方を出したいと思っています😖 (2022年5月25日 20時) (レス) @page34 id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
rie(プロフ) - 続きが気になります(;O;)更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 19時) (レス) @page35 id: 946afd3eb6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - 飴雨さん» こちらの作品も見ていただきありがとうございます😂 更新頑張りますね💪 (2022年5月22日 16時) (レス) id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびてゃん | 作成日時:2022年5月21日 16時

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