新たな怪盗現る【怪盗レッド】

第十八話 作戦開始 ページ21

youside

「お姉ちゃん、準備はいい？」

通信機越しに輝夜の声が聞こえてくる。

『いいわよ！輝夜の方こそ大丈夫？』

「うん！初めてで緊張しているけど、平気！
　...行くよ！
　3.2.1Go!!」

作戦開始！

「次の角を左にまがって、そこの廊下の一番奥の部屋にあるよ！鍵開けられる？」

『このくらい簡単よ！』

ガチャ

「凄…w」

部屋に入って警察官を眠らせる

『見つけたわよ輝夜！』

「じゃあ、そのまま…」



っ？！


なんだろう…


タキオンの者たちと同じような気配がする…









奴ら(怪盗レッド)が来たか…


『レッドの気配がするわ。確認してみて！』

《OK！……お姉ちゃんのいう通りだ！隠れて！》

『OK。』


やっぱり来たか…。

面白くなりそうじゃない？

この戦い(バトル)。









カツ カツ カツ カツ…



足音が近づ居てきた。


AK「ケイ......ここで合ってるの？」





《ああ、そうだ。》

アスカがダイヤモンドが“入っていた”ケースを開けた。

AK「……っ！ケイ！ないよ！」

ああ、うふふ、その顔、最高…！

《手遅れか…！あたりに隠れてないか、探してみろ！》

じゃあ、そろそろ姿を見せてあげましょうか。



私はアスカの前に立った。

『お探し物はこれかしら？怪盗レッドさん？』

AK「そのダイヤは…！？あ、貴女は誰？！」

《アスカ！怪盗ムーンだ！取り返せ！》

AK「OK！…っ！」

『そんなんじゃ当たらないわよ〜w』

《お姉ちゃん何喧嘩売ってんの？》

だって.........楽しいじゃないw？

『あらら。それが本気なの？怪盗レッドさん？逃げてばっかりじゃ、つまらないわ。』

「うるさい！これでっ…」

発勁を使ったか。

発勁って、“当たれば”威力が凄まじいのよね。

AK「なっ！？かわされた…！？」

『楽しかったわ、怪盗レッド！それじゃあまた会う日まで？ご機嫌よう。』

AK「待ちなさい！」

『ついてこれるなら着いてくればいいわ！』

AK「もうそんな高くまで…」

アスカがあっけにとられている間に私は輝夜に警報を鳴らすように指示を出す。


警報音が鳴り響いた。

《アスカ！警察が来た！逃げろ！》

AK「っ！そんな！」

この勝負、私の勝ちね。

『成功したわ。脱出するわよ。』

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