君達にはちゃんと華がいるやん!?【d!】2 (ページ32)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:20,749 hit

兎ページ32

Aside

増築の話をして一週間。
もうそろそろ工事が始まると
電話がかかってきた。

今の時代スマホあるから楽だよね。
かといってインカムも超大事っていうね。うん

で、まあ工事に１ヶ月はかかるから常連さんが
とても残念そうにしていたらしい。
おん、またきてな。

んで、なんか目の前に、というか腕の中に
兎がインしてるんですよねぇ。
っていうことで動物達のところへGOGO～

『あ、ひとらんらん兎見つけた～！』

丁度動物一匹一匹の世話をしている
ひとらんらんに会った。

ht「兎？小屋の中にみんないるけど」
『あ、じゃあこの子野良？』
ht「まあ、そうなるね。どうする？」
『どうするとは』
ht「飼う？」
『飼う？』←
ht「飼おう」←
『OK』←

この子はひとらんらんが見てくれる事になった

ht「好きだなぁ」
『せやろ？この子かわええやろ？』
ht「え、あ、うん。」
『どうした？あ、もしやこの子飼うの嫌？』
ht「全然、めっちゃ飼いたい」
『即答やん(笑)』

そして、兎小屋に兎を放った時、
腕を掴まれた。

ht「ぁの、好き、だから」
『………ワイ？』
ht「うん」

え

『マジk((os「ひとらん、無理や」は』
os「Aはたまに優しすぎるめう」
『おいたまにってなんだたまにって』←
os「Aは、誰も選ばない。めう。」
ht「そっか」
os「まあ、Aだから？」

ひとらんらんは悲しそうな顔をした。
ワイ如きでそんな悲しまなくても………

ht「でも、俺は好き」
os「ひとらん、？」
ht「だから、振ってよ。」
『………ひとらんらん。ワイは、誰かを好きになって、誰かと付き合って、誰かと結婚する、なんて考えられへんねん。それが一番良いんじゃないかって。選べへんし。だから、想いには答えられない。ごめん』
os「………」
ht「…ほんとに盛大に振られたなぁ(笑)」
『だって振れって言ったのそっちやし？(笑)』
os「………みんな、だって。」

すると、インカム越しにみんなの声が
聞こえてくる。おいおい一気に喋るなよ………

『そんな必死？(笑)』

「だって」

「「「「「「「「好きだから」」」」」」」」

「「許さん」」

『君達には
　華(リトルとワユナ)がいるやん！？』