＊続 ページ15
(←続)
彼が渡してくれたシャツを少し躊躇しながらも何とか着終わった。
しかし男物というのでやや、いやかなりブカブカだ。おかげで私の履いているショートパンツが隠れてギリギリ何も履いていないように見える…すっごく恥ずかしい！
A「ど、どうですか…？」
gr「ふむ…これはこれでクるものがあるな」
A「ちょっと何言ってんですかこの変態」
変態発言をした彼はどういうわけか私に向ける視線が増している。おいこの人結構危ないぞ！
A「その…あんまりジロジロみないで…下さい」
gr「ふっ。その顔なかなかに可愛いぞ？」
A「セクハラはやめろ下さい」
gr「セクハラじゃない、ただ素直に褒めているだけだ」
この人のこういうの本当に苦手だ…こう、さらっとキュンとさせるところとか。
A「はぁー！もういいでしょう？扉開きましたし早く着替えて出ましょう！」
gr「ふーん…そうだな。それではそうしよう」
A「おっ、珍しく素直なんですね……って何してッ！？」
コイツいきなり私の着ているシャツのボタン外し始めたぞ！？何この人ほんとに怖い！
gr「ん？別に俺が着てた服なんやし俺が外しても問題ないだろう」
A「問題ありまくりです！早くこの手を離しやがれ下さい…！」
gr「まぁそう暴れるな。お前は普段シャツなど着ないから外すの、慣れてないだろう？」
A「ゔっ、それは…そうですけど」
gr「じゃあ大人しくしとけ」
ぽつ…ぽつ…
ボタンが外されるたびに微かに彼の指が肌に触れてくすぐったい……おまけに顔に熱も帯び始める始末だ。
はぁ。下着の上に何も着てこなかった私が悪かった…！ これじゃあ、彼がボタンを全て外してしまったら完全に下着が丸見えだ。まぁ彼自身あまりそういったものに興味はないらしいから大丈夫だろう。
gr「…よし。終わったぞ」
A「あ、ありがとうございます」
gr「…」
A「ん？何ですか？」
gr「いや……これ、返さなくていい。そのまま着とけ」
A「え？な、なんですか急に。逆に怖い」
gr「本当に鈍感な奴だな…」
A「？？」
彼は額を手で抑え、やれやれといった様子で呆れている。一体どうしたというのか？
gr「それより…扉も開いたようだしな。そろそろ出るぞ、A」
A「あ、ちょっと！その格好のままですか！？ま、待ってくださいよー！」
彼の言葉はいつもどこか曖昧で、どこか遠回しなのだった。
ーTrue Endー
股ドンしないと出られない部屋# zm→←彼シャツ着ないと出られない部屋# grpn
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しらす - 神なものをありがとうございます。！ リクなんですけどgrさんからの耳攻めできればやってほしいです！ (2021年3月31日 0時) (
レス) id: 7c9d70913d (このIDを非表示/違反報告)
僕ぅ - とても面白い作品をありがとうございます！リクエストなのですがcn君とDキスをしてみたいです… (2021年2月21日 10時) (レス) id: a89d662fe5 (このIDを非表示/違反報告)
斬滅(プロフ) - リクエストです、zmと入浴で背中から腰まで流してもらうシーンとかって出来ますかね (2021年2月5日 9時) (レス) id: c2cdba57c4 (このIDを非表示/違反報告)
天狗 - ロボロくんが大大大大大大大大好きなのでありがとうございます。 (2021年1月29日 17時) (レス) id: 6aff0b2f9c (このIDを非表示/違反報告)
夢女子の鏡 - しんぺい神様とD キスをみたいんですが、nmmnなのですがいいですか？←ペ神推しなので、 (2020年10月28日 14時) (レス) id: 74592bd8b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トクノメイ x他1人 | 作成日時：2018年5月16日 18時
