第３８話 ページ40
スタートの合図で狭すぎる門を通り抜け、道が広くなる
あぁ、息苦しかった
後ろを見ると轟に足元を凍らせたのがたくさん
もちろんマナも凍らされそうになったけど轟がしてきそうなことぐらいわかるわ、全然火の方使わないし。もちろん轟の妨害を避けたのはA組、それと運のよかったのだったり跳んだり人を踏み台にしたりとか
障害物まで走っていると、後ろから轟の氷から脱出したであろう人らがマナを追い抜いていった
マナの運動神経が悪いんじゃなくて、マナはわざと遅く走ってるの
ミッドナイトが予選って言ってたからある程度上位にいれば予選落ちしない。てか、毎年４０人くらい予選上がってるし、毎年勝己と見てたし
マナの前を走ってる人らの個性を見ておくため、あわよくば反転させてもらうために
でも、前にいるのってA組がほとんどで、この前A組にに乗り込んできたB組のがいるくらいで、他には……！？
もしかして、今マナの周りにいるのって
途端にマナは今の集団から抜けて＿
｢お茶子！｣
｢あ！マナちゃん｣
｢お茶子、個性借りるね｣
｢え、でも、うちの個性使こたらマナちゃん、｣
｢マナが何にも対策なしでもう一回お茶子の個性使うわけないでしょ。とにかく借りるね｣
今回は、吐き気も反転させなきゃだから前よりも時間がかかる
その間に、お茶子ともう１人担いで運ぶのを探すため走る
その間、お茶子には個性を使わせない
｢いた！梅雨ちゃん！｣
そのときちょうど、個性を反転し終えた
｢暴れないでね！｣
2人を担いで跳ぶ
途中0Pヴィランが邪魔をしてきたけど、個性を使いながら脚で蹴り落とした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：式部夏海 | 作成日時：2019年1月14日 9時
