何万回だって”君が好き“

21.お母さんとお母さん ページ21

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家に帰ると何やらにぎやかな我が家。









『ただいま…。』









母「おかえりA！！！



あ、重岡くんのママやで！」









重岡母「Aちゃん！！！？


えらいべっぴんさんやなぁ！」









母「やだもう！大毅くんかていい男やないのっ！！」









『わたし今日出掛けてくるね。』









母「あら、いいけど早めに帰って来んさいよ」









約束したのは重岡くん。









アクセサリー選びを手伝うのだ。









重岡「Aちゃんっ！」









遠くから手を振る重岡くんに手を振りかえす。









重岡「私服もかわええっ！！！」









『ありがとう、重岡くんのお母さんうちにいたよ。』









重岡「え、なして、」









『わからないけどうちのお母さんと仲良くなったみたいよ。





重岡くんとお母さん、よく似てるね。』









重岡「それよくいわれんねんなぁ…。」









重岡くんのお母さんは、重岡くんによく似た、歯が多い感じの人だった。









『…うん、すごい似てる。



人がいいとことか、歯がおおいとことか。』









重岡「歯は多ないわ！(笑)」









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