Episode of LAW ページ1
※間接的な表現が出てきます※
｢ローさんって…モテるよね｣
｢｢は？｣｣
船内を掃除中,突発的にAが口にしたその言葉に一緒に掃除をしていたペンギンとシャチが反応した｡
｢どうしたんだ急に…いつものことだが｣
｢いやぁこの前ですね,ローさんがすっごい綺麗な女の人船に連れ込んでるの見たから…吃驚しちゃいまして｣
｢あー｣
なんの｢あー｣かは分からないがAはなんとなくその意味を理解したような気になった｡
｢……もうすぐローさんの誕生日も近いでしょう？だから何が良いかなぁなんて考えてる時だったから,もしかしたら｣
｢もしかしたら？｣
｢ローさんの誕生日プレゼント,女の人が良いんじゃないかなって｣
思わず,ペンギンとシャチがずっこけた｡Aのとんだ発想に二人共驚愕する｡
｢オイオイ…本気で言ってんのか？｣
｢もちろん！｣
一切の曇りなき眼に二人は眉間を抑えた｡ついでに頭も｡
｢女っつーのはなんだ？…風俗とかのか？｣
｢そ,そういうとこ？なんですかね……でもそういう人とか所のお値段っていくら位するんでしょう｣
｢え？まじでか？まじでそれにするつもりなのか???｣
｢え？駄目ですか？良い案だと思いますけど……ローさん女の人好きでしょう？｣
好き…どうだろうか？と,悩ませるが如何せん発案者がシャチ等ではなくAだ｡これにはキャプテンもいたたまれない｡
｢風俗は…｣
｢なんの話をしているんだ｣
噂をすればなんとやら｡これまでの話の渦中の人物,トラファルガー٠ローのお出ましである｡
｢ローさん！今日も格好いいですね!!｣
｢で？風俗がどうした｣
Aの話を完璧無視してシャチに尋ねる｡シャチは冷や汗を大量にかきながら答える｡
｢えっと実は………｣
｢シャチさんがどうしても行きたいそうなので!!その話を!!!｣
グイっと割って入ってきて代わりにAが答えた｡
｢は｣
｢いやぁやっぱり男の人は綺麗な人が好きですもんね｡風俗の女性綺麗だし！ローさんもそういう女性お好きですか？｣
早口で捲し立てるように喋るAに思わず目を丸くするロー｡少し考えて答える｡
｢……場合による｣
｢くぅぅ〜…格好いい〜！流石のモテ男は違いますね!!ただのお綺麗な人じゃ駄目ですか！じゃ,それでは私達はまだ向こうの掃除が残ってますから｣
そそくさと逃げるようにA達はその場を去っていった｡残されたローは唖然と三人が去っていった廊下を見ていた｡
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インク - リクエストです！ロシナンテをお願いします。これからも体調に気をつけて頑張ってください！長文失礼しました！ (7月12日 22時) (
レス) id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
Syara(プロフ) - 緋歌梨さん» ありがとうございます！頑張ります!! (2023年1月19日 13時) (レス) id: ebcd0fa8e6 (このIDを非表示/違反報告)
緋歌梨(プロフ) - Syaraさん» 大丈夫ですよ！！更新ファイトです💪 (2023年1月19日 13時) (レス) id: be71c26f4d (このIDを非表示/違反報告)
Syara(プロフ) - 緋歌梨さん» ご指摘ありがとうございます！書き換えておきますね｡私も関連タグにヒロアカが載ってるのは分からなくて…変える方法も分からず…誤解されてしまったら申し訳ありません｡ (2023年1月19日 13時) (レス) id: ebcd0fa8e6 (このIDを非表示/違反報告)
緋歌梨(プロフ) - “寡(やもめ)”ではなく、“宴(うたげ)”ですよ！！あと、関連タグにヒロアカがあるのはなんでですか…？？嫌な思いをされてしまったらすみませんm(_ _)m (2023年1月19日 13時) (レス) @page32 id: be71c26f4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2022年12月12日 1時
