結婚記念日〜ゆったり〜 ページ32
紫耀の運転で車に揺られること3時間。
紫耀『ついたよ！なかなかの田舎っぷりだね〜。』
そう言って車から降りて背伸びをしている紫耀。
田舎っていうか…温泉街？秘境？
えっ…何ここ。
なにすんの？
『ここでなにするの？』
私も車から降りて背伸びをする。
紫耀『ん？温泉に入ってゆっくりまったりするの！日頃の疲れを癒しましょうってこと！』
あ、そういうことか！
久々の温泉だし…ここならあまりお客さん来ないから周りの目を気にしないで2人でいれるもんね。
紫耀『さ、温泉に行きましょー！』
そう言って木造の建物の中に私の腕を引っ張りながらズカズカと入っていく。
中に入ると、お婆ちゃんが出てきて一人三百円ということで、二人で六百円払って中へ入る。
紫耀『じゃあ、俺は男湯だから！Aは女湯でしょ！？またね〜！あ、一緒に入る？』
最後にニヤッとしてから男湯へと消えていった紫耀を睨みながら私も女湯へと向かう。
ああいう男を隠れ変態って世の人は言うのかな？
女湯はすごく綺麗で、木を基調としたとても暖かい温泉だった。
最近、華絵をおんぶしていて腰や肩が痛くて困ってたんだけど、それも良くなった気がするし、肌もツルツル。
紫耀の腰痛も軽くなってるといいな…。
のんびりと湯船に浸かって上がる。
外に出ると、紫耀がコーヒー牛乳を飲んで待ってくれていた。
紫耀『どうだった？気持ちよかったでしょ！？』
食い気味で来るってことは自分も満足したって証。
『うん、気持ちよかったよ！最高の結婚記念日になった！ありがとう。』
スッと腕を引かれてまだ少し濡れている紫耀の髪の毛が私の顔を濡らす…
ギュッと抱きしめられて甘い口づけをされれば…
紫耀『来年はどこに行こうか？これからもずっと愛してます。』
なんてキザな台詞。
映画仕込みだから本当に雰囲気が甘すぎる。
なのにその口づけは、コーヒー牛乳のせいで少し甘くも苦くて…
夫婦のこれからの幸せとか、苦しみとかを全部分からせてくれているような気がした。
幸せな結婚記念日でした。
家に帰れば愛する二人の我が子と…五人の疲れきった寝顔。
みんな、お疲れ様でした。
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HANA(プロフ) - svrklove1737さん» 機種変更をしたので新しくアカウントを作成し、そちらで再び更新することになりましたので、今私が返信しているアカウントが新しいアカウントなのでこちらをタップしてお手数ですが小説を探してくださると幸いです (2019年4月20日 22時) (
レス) id: 43f18d9b19 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - はちさん» 機種変更をしたので新しくアカウントを作成し、そちらで再び更新することになりましたので、今私が返信しているアカウントが新しいアカウントなのでこちらをタップしてお手数ですが小説を探してくださると幸いです (2019年4月20日 22時) (レス) id: 43f18d9b19 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 真紅ティアラさん» 機種変更をしたので新しくアカウントを作成し、そちらで再び更新することになりましたので、今私が返信しているアカウントが新しいアカウントなのでこちらをタップしてお手数ですが小説を探してくださると幸いです (2019年4月20日 22時) (レス) id: 43f18d9b19 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 真紅ティアラさん» リクエストありがとうございます。 なかなか更新ができていないのですが必ず近日中に更新したいと思っております！ 続編にて更新しますのでよろしくお願いします (2019年4月16日 21時) (レス) id: 261760be67 (このIDを非表示/違反報告)
真紅ティアラ - 休日に紫耀familyが遊園地 (2019年4月16日 19時) (レス) id: ff18b82a71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA | 作成日時：2019年3月12日 18時
