Family 〜 sho hirano2〜

永瀬廉は1日パパ 2 ページ19

公園から帰ってきたら、手を洗ってご飯の準備。









それまで唯人にはテレビを見て待っててもらう。









廉『確か紫耀が冷蔵庫にご飯入れてあるって言っとったな』









冷蔵庫から‘唯人の’とちょっぴり汚い紫耀の字で書かれたラップのかかった茶碗を電子レンジで温めて、自分のご飯とAのご飯も順に温める。









廉『唯人〜？ちょっと待っててな、ママにご飯届けてくるから。』









Aにご飯を届けて戻って来たら、次にやることは唯人を椅子に座らせて、ご飯を用意する。









唯人『まんま？』









‘まんま’とかまじ可愛いやんか…


廉パパデレデレやで。笑









廉『そうやで〜今、出すから待っとってな？』









急いでご飯をテーブルに並べて、ご飯time！









廉『いただきますして、食べていいで？』









俺に言われた通りに、手を合わせて‘いただきます’をしてからご飯をスプーンで食べ始める唯人。









写真連写や。まじで可愛いわ〜。









唯人『ごちしょうしゃまでした！』









綺麗に手を合わせてニコニコ笑顔の唯人。









覚えたばかりの言葉を頑張って話してる感じがほんまに可愛い。









廉『よくできました！…よっこらせっと！』









唯人を椅子から降ろしてあげて俺は食器を片付ける。









さて…ここからが問題やな…。









紫耀が帰ってくんのは10時ごろ。








それまでは俺と唯人の2人きり。








Aは寝ておるしあんまり騒ぐのもよくないよな…せやけど唯人に暇させんのもよくないし…









廉パパお悩み中やで…









食器を洗ってる間必死に考えて…









廉『あ！せや！クレヨンがあったやん！』









前の雑誌インタビューで紫耀が‘クレヨンでちゃんとした丸が描けるようになった’って言っとったのを思い出して棚からクレヨンを出す。








唯人『えかくの…？』









お！食い付いて来たで！









廉『せやで！一緒にお絵描きしよな？』









2人でお絵かきを初めて分かったことは唯人が絵が上手いってこと。









ほんまに２歳なん？って疑いたくなるくらい絵が上手いねん。







紫耀もなんでも出来る才能持っとるし…その遺伝子受け継いでるから当たり前か…







あとは、夕飯を食べて紫耀が帰ってくるのを待つのみや！



パパって最高やな…

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