告白。 ページ38
亮さんから、電話が来た。
「もしもし、亮さん?」
吉沢『姫ちゃん?今、家にいる?』
「はい、いますよ」
吉沢『あのさ……これから姫ちゃんの家に行ってもいい?』
「今からですか?」
吉沢『うん。難しい?』
「いえ、大丈夫ですよ」
吉沢『ごめん、今から行くね』
「はい」
亮さんの声のトーンがいつもと違い、少し違和感を覚えたが、とにかく亮さんを待つことに。
吉沢「……ごめんね、急に」
「いえ。どうぞ、入ってください」
亮さんはうちに来ても、どこか様子が変だった。
「どうしたんですか?亮さん」
吉沢「……姫ちゃんは、俺の事好き?」
「え?」
突然の質問に、私は少し戸惑った。
でも、
「もちろん、好きですよ」
と、普通に答える。
吉沢「……そうじゃ、なくてだよ」
「え?」
そうじゃなくて?
「それって、どういうことですか?」
吉沢「……俺は、姫ちゃんが好き。友達としてじゃなく、1人の女性として」
「えっ……」
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
でもすぐに、それが亮さんからの告白だと分かった。
吉沢「……それを、どうしても伝えたかった」
「あ、の……」
吉沢「返事は、ゆっくりでいいから。ごめんね、急に来ちゃって」
「い、いえ……」
吉沢「それだけだから……。じゃあ、また」
「は、はい……」
そして、亮さんはうちを出た。
……どうすればいいんだろう。
正直、亮さんのことをそんな風に見たことはなかった。
友達、先輩としては、もちろん大好き。
でも、恋愛対象としては?
自分でも分からない。分からないけど……。
告白されて、喜んでる自分いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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すず(プロフ) - maskさん» 良かったです!これからもぜひ、よろしくお願いします! (2019年6月23日 10時) (レス) id: c9970ec61a (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - natuさん» コメントありがとうございます!リクエスト承りました! (2019年6月23日 10時) (レス) id: c9970ec61a (このIDを非表示/違反報告)
natu(プロフ) - コメント失礼します。管田将暉さんとの甘い感じのからみを見て見たいです。よろしければ、お願いします! (2019年6月23日 0時) (レス) id: 791b77adc6 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - aさん» リクエストありがとうございます!承りました! (2019年6月23日 0時) (レス) id: c9970ec61a (このIDを非表示/違反報告)
a - コメント失礼します!!悪質なストーカーにあってしまってそれを俳優陣が助ける…みたいなのよければよろしくお願いします! (2019年6月23日 0時) (レス) id: 732ee548d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2019年6月19日 16時