俳優界の妹ちゃん！

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遊園地。

橋本「あっ、姫ちゃん！こっちこっち！」

私が到着したときには、環奈さん、賢人さん、亮さんが来ていた。

「ごめんなさい、遅くなって」

吉沢「全然！俺らも今来たとこだし」

橋本「じゃあ、行こう！」

山崎「どこから行く？」

橋本「お化け屋敷！」

吉沢「え、待って、いきなり？(笑)」

橋本「ふふふ(笑)姫ちゃんはいいよね？」

「え、あ、はい！」

吉沢「えー！？(笑)」

「……ふふっ」

3人とこうしていると、自然に笑顔になる。

このときだけは、ストーカーの恐怖を少し忘れることが出来た。


それからしばらく楽しみ、私たちはカフェで休憩していた。

橋本「んー！楽しかったー！」

山崎「でも、ジェットコースター3回連続はヤバいって(笑)」

吉沢「俺死ぬかと思った(笑)」

「あははっ(笑)」

橋本「……でも、良かったですね」

吉沢「うん、だね」

「何がですか？」

山崎「昨日の夜、3人で話したの。姫ちゃんの元気がないから、遊園地に誘って楽しませようって」

「え……？」

吉沢「今日、久しぶりに見れた気がする。姫ちゃんの笑顔」

山崎「昨日も無理してる感じだったしさ」

橋本「たまには息抜きしないと！ね？」

「皆……」

私は、胸が暖かくなるのを感じた。

3人は、本気で私を心配してくれている。

「……ありがとう、ございます」

……でも、だからこそ。言えない。

「今日ので、疲れが取れました！明日からも頑張ろうっと！」

私はそう言って、残ったジュースを飲み干した。

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