エピソード21 ページ30
ドクター「……よくやった女の子だ!」
『はぁ……はぁ……』
私は呼吸を整えながら話を聞いた。
やっと産まれたんだ……。
_____私と朱雀様との子が
〜客の間 朱雀side〜
オギャーオギャー!
アキノリ「!!今の声って……!」
ケースケ「赤ちゃんの声……!ってことは!」
アキノリ「無事産まれたんだ!!」
朱雀「……よかった」
我は部屋から聞こえる赤子の声がして安心した
我は父親になったのか……。
トウマ「よかったね、朱雀」
朱雀「……あぁ」
ドクター「朱雀、こっちにこい。お前の奥さんと子供がお待ちだ。」
我はそう言われて部屋に向かうと、そこには赤子を抱いたAの姿があった
『朱雀様……!』
朱雀「A……よくやったな」
『……はいっ!女の子なんですよ』
女の子か……それにコイツはAと同じ狐族の子だった。
朱雀「Aと同じ狐族か」
『ええ、でもこの子。朱雀様に似てませんか?ほら、髪の色、目の色それに目元の跡も。朱雀様にそっくり』
確かにAのいう通りだ。目の色も髪の色も我とにていた。
『……私、この子の名前もう決めたんです』
朱雀「どんな名前だ?」
『朱雀様の「朱」と「狐」で……「
朱雀「朱狐か……いい名前だ」
朱狐……お前は我達の娘だ。
必ず、守りきってみせる
ドクター「……バレてないんだな(ボソッ」
その時、カメレオンが何か仕込んでいたのはまだ誰も知らなかった。
そのあと、アキノリ達は帰っていってしまった
〜夜〜
『朱雀様……!!』
朱雀「ん?どうした?」
『朱狐が……急に成長して……!』
……は?
我はAの後に着いていく。部屋に着くと目の前には
朱狐「う〜?ととしゃま?かかしゃま?」
朱雀「これは……」
『……おそらく私が出産が終わった後、ドクターカメレオンがそのあとやってくれてたので……』
ドクターカメレオンが……だがしかし……ここでドクターカメレオンを討伐しても……なにも変わらない。
朱雀「……我はこのままでよい」
『朱雀様……』
朱雀「朱狐が急に成長しても我達の子だ。ここでアイツに恨みを持っても何も変わらない」
『……そうですね』
2月27日
我達に娘が産まれた
そして、急に成長を遂げたという
変わった出産日だった
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Ribon(アルボン)(プロフ) - まいいさん» コメントありがとうございます!ゆっくりですが出来る限り更新は続けるのでこれからも楽しく読んでくださいね(^^) (2019年4月1日 19時) (レス) id: a1dfe91015 (このIDを非表示/違反報告)
まいい - いつも更新続けてください!(出来るだけでいいです) (2019年4月1日 19時) (レス) id: 1fd4e7ac25 (このIDを非表示/違反報告)
Ribon(アルボン)(プロフ) - 蓬莱山 輝夜*さん» コメントありがとうございます!微笑ましいですよね(*^-^*)自分でも書いててそう思いました(^^) (2019年4月1日 14時) (レス) id: a1dfe91015 (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱山 輝夜* - えぇ子やぁ……。幸せな家庭ですねぇ微笑ましい((*´∀`) (2019年4月1日 14時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
Ribon(アルボン)(プロフ) - ユウトウ(悠馬とトウマ)さん» お久しぶりです、改めてよろしくお願いしますm(_ _)mそうなんですよ……子狐ちゃんの小説に熱心してたら更新がなかなか出来なくなってしまいました。ですが、これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年3月27日 10時) (レス) id: a1dfe91015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ribon(アルボン) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時:2018年12月12日 19時