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＿
「Aちゃん」
「ん?」
「おじさんのこと、お父さんって呼ぶようになったんだね」
「…!」
「それも翔太のおかげかな?」
「…うん」
「俺、Aちゃんのこと応援してる」
「ほんと、?」
「翔太のこと、いつでも相談してよ。俺が力になれるならなんでもするからさ」
「ありがとう」
「…すげーな、恋のちからって」
「…?」
「んや、こっちの話。…そうだ、これ飲んだら翔太んとこいかない?」
「え?」
「あいつ多分今日バイトだと思うから、2人でバイト先行って頑張れって言いに行こ!」
「いく、」
大ちゃんについていって翔太のバイト先へ。
割と家の近くにあるコンビニだった。
レジのお姉さんのいらっしゃいませという声の後に続くのは聞き馴染みがある彼のもの。
大ちゃんがいたずらっ子な顔をして静かに翔太の後ろに近づいていった。
「すいませーん」
「はーい、って、え!?」
これでもかって程に目を見開いて言葉を失った翔太は私と大ちゃんを交互に何度も見る。
大ちゃんはそれを見て大笑い。
「何、え?2人でなにしてんの?」
「タピオカデート」
「でーと…」
「大ちゃん、デートとか言わないで」
「大ちゃん…」
「んはは!翔太の語彙力なくなっちゃったわ」
「あ、そっか。佐久間のお父さん…Aのとこで働いてるんだったな。佐久間とも仲良いんだ?」
「お兄ちゃんみたいな、感じ」
「…そっか」
「翔太がちゃんと仕事してるか見に行こうって話になって来てやったのよん」
「そもそもどこから俺の話に繋がったわけ?」
「それは…」
「俺とAちゃんの内緒だよな?」
「…うん、内緒」
「…んだよ、それ」
「あーら翔太くん拗ねないのっ」
「お前うっざ」
「翔太くん怖いねぇ、Aちゃん」
「あのなぁ、」
「じゃ、様子見にきただけだから俺たちはデートの続きしてくるわ」
「え、大ちゃん、」
大ちゃんは翔太にひらひら手を振って後ろから私の肩を押しながらコンビニを出ていった。
翔太、何か言いたそうだったな。
「これで大丈夫」
「…え?」
コンビニが見えなくなるところまで歩いてにこにこ笑顔の大ちゃん。
何かを企んでいるみたい。
「実はね、俺も魔法使いなんよ」
「…大ちゃんが?」
「うん。Aちゃんが翔太とデートできる魔法かけたから」
「…翔太と、デート」
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涼-suzu-(プロフ) - 白昼夢さん» はじめまして。コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです。こちらこそこれからも涼さんの作品を愛してあげてくださいませ( ˶'ᵕ'˶ ) (2023年3月31日 15時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - 初めまして！新作待ってました（ ; ; ）ずっと陰ながら応援させていただいて、、凉さんの作品全部読み漁るほど大好きなんです(´༎ຶོρ༎ຶོ`これからも素晴らしい作品お待ちしてます！頑張ってください！！！ (2023年3月31日 0時) (レス) id: 40e11ba78b (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 茉子さん» 泣かせてしまってごめんなさい(´；ω；｀)いつも私の作品を読んでくださってありがとうございます。私も大好きです！ (2023年3月28日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» ツンデレとツンデレのコラボ(？)です！幸せにするんで一生ついてきてください(もはやプロポーズ) (2023年3月28日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
茉子(プロフ) - 泣いたんですが😭子どもへの気持ち分かるだけに…続きも楽しみです。涼さんの作品全部読んでます☆大好きです😊 (2023年3月28日 18時) (レス) @page24 id: 0c861b61c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年3月26日 15時
