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抱きかかえればすぐにゴロゴロと喉を鳴らして甘えん坊発揮。
リビングのソファーに座ってユキを膝の上に降ろしたら、胸の辺りにずっと頭突きして頭を撫でろと催促してくる。
「私もこれくらい、素直に自分を表現できたら…」
頭を撫でたらすぐに私の膝の上で寝てしまったユキ。
かわいいなと眺めていたら滅多に鳴らないチャットの通知音。
「翔太だ」
"木曜日バイトない"
"じゃあその日の夜に言う"
"おっちゃん帰ってきたら教えて"
"わかった"
そう返してスマホを暗くした。
もう終わりかと思っていたのにまた通知音。
"ちゃんと隣にいてやるから。ゆっくりでいい。Aの心の言葉で伝えたら絶対伝わる"
その言葉にソワソワしていた心が落ち着いて穏やかになる。
ありがとうと返事をしてチャット画面を閉じた。
そして約束の日。
バイトが終わって帰宅する前に、帰ったら話があると彼に伝えて職場を出た。
そして家に帰ると私の家の前で翔太が待ってくれていた。
「…翔太?」
「おー、おつかれ」
「どうしたの?」
「おっちゃん帰ってきたらと思ったけど、話しながら待っててもいいかなって」
翔太の心遣いに包まれて、あの人が帰ってくるまでなんでもない話をした。
翔太のおかげで気が紛れて、玄関から急いで鍵を開ける音に続いてドタドタと走ってくる足音。
リビングに来た彼は私と翔太を交互に見てパニック状態。
「え、なに?翔太も一緒…?話ってもしかして、待って、心の準備いるやつだよね。あーどうしよ」
「…」
「おっちゃん落ち着いて。なに想像してるかわかんないけど、今からAが話す内容に俺は関係ない」
「…え?そうなの?」
キョトンとした彼の前に立って、翔太も隣に来てくれる。
目を合わせたら、大丈夫だよと言ってくれた。
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涼-suzu-(プロフ) - 白昼夢さん» はじめまして。コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。こちらこそこれからも涼さんの作品を愛してあげてくださいませ( ˶'ᵕ'˶ ) (2023年3月31日 15時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - 初めまして!新作待ってました( ; ; )ずっと陰ながら応援させていただいて、、凉さんの作品全部読み漁るほど大好きなんです(´༎ຶོρ༎ຶོ`これからも素晴らしい作品お待ちしてます!頑張ってください!!! (2023年3月31日 0時) (レス) id: 40e11ba78b (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 茉子さん» 泣かせてしまってごめんなさい(´;ω;`)いつも私の作品を読んでくださってありがとうございます。私も大好きです! (2023年3月28日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» ツンデレとツンデレのコラボ(?)です!幸せにするんで一生ついてきてください(もはやプロポーズ) (2023年3月28日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
茉子(プロフ) - 泣いたんですが😭子どもへの気持ち分かるだけに…続きも楽しみです。涼さんの作品全部読んでます☆大好きです😊 (2023年3月28日 18時) (レス) @page24 id: 0c861b61c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2023年3月26日 15時