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翌朝、ほんの少しだるさの残る身体を起こして伸びを1つ。
まだ夢の中にいる彼を起こさないようにそっとベッドから出ようとしたら逆戻り。
「起きてた…」
「んー、おはよ」
「おは、よ」
「身体、大丈夫?」
「…!大丈夫」
あのあと一緒にお風呂に入って、せっかくもらったサテンのパジャマを着て寝ようと思ったのにそれは叶わなかった。
私を抱きしめて密着した素肌とウエストラインをなぞった手が昨夜の情事を思い出させて両手で顔を覆った。
「かわいい」
「…もう起きる」
「えー起きちゃうの?」
「起きる…!」
「照れ屋さんなんだから」
どうにか涼太を引き剥がして洋服を持って浴室へ。
シャワーを浴びようと洗面台の鏡に映る自分にドキッとした。
「…気づかなかった」
鎖骨から数cm下に見つけた1つの独占欲。
昨日涼太にもらったバラくらい真紅に染まったそこをそっとなぞった。
意外。
こんなこと、しなさそうなのに。
そこで洗面所の扉が開いて上裸の涼太に後ろから抱きしめられた。
「何してるの?」
「…ここ、」
「あぁ、これね」
「こんなことするんだなーって。ちょっと意外だったから」
「初めてつけたよ」
「え、」
親指でシルシを撫でられて反応する体に、楽しそうな涼太の声。
膨れっ面で睨みつけても効果はなくて寧ろかわいいと頭を撫でるだけだった。
「もう、お出かけ遅くなっちゃうから離して」
「仕方ないなぁ」
「シャワー浴びてくる」
「うん」
「…」
「うん?」
「うん?じゃなくて、早く出てよ」
「あれ?だめだった?」
「っ、変態!」
涼太の背中を押して無理矢理洗面所から出して扉を閉める。
昨日見たのにーとか変態じゃなくて健全ですけどーとか扉の向こう聞こえてきたけど全部無視してシャワーを浴びた。
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涼-suzu-(プロフ) - 橋ちゃんさん» コメントありがとうございます。私の文才なんてまだまだですがそう言っていただけてとても光栄です！もちろん反映されなかったお星様は我が家に届きましたので保管しておきますね！笑 次もよろしくお願いします︎︎︎︎︎☺︎ (2022年5月27日 21時) (
レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
橋ちゃん - 涼-suzuさん完結おめでとうございます🎊今回も素敵な作品でした！涼-suzuさんの作品は全部神作品ですね！文才能力が素晴らしいと言うかなんと言うかとにかく最高です！今回もお星さま沢山押させていただきました！次も楽しみにしてます😊 (2022年5月27日 18時) (レス) id: 0784958bbf (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 柚姫さん» いつもコメントありがとうございます。紳士なみやだてくんに最後まで癒されてくださいませ！最後までよろしくお願いします♪ (2022年5月27日 12時) (レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - じっくり読ませていただきました。色々気になりつつ、❤さんの紳士ぶりに癒されつつ、、、。どんな展開が続くのか今から楽しみです。涼様、素敵なトキメキをありがとうございます (2022年5月27日 7時) (レス) @page41 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - みんみんさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉…歓喜です…。わたなべくんのツンデレは子どもさえも虜にしてしまうようですね。笑 最後までどうぞお付き合いよろしくお願いします♪ (2022年5月26日 6時) (レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2022年5月20日 15時
