Sweet Sunny! (ページ36)

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After Story4 ページ36

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お母さんに連絡したら、すごくニヤついた声でいいよって言われた。

だから本当に康二くんの家にお泊まりにきたんだけど…。

帰ったらお母さんに根掘り葉掘り聞かれるんだろうなぁ。

なんて呑気なことを考えてる場合じゃない。

「こ、康二くん、恥ずかし、んっ、」

「んっ…あー、たまらんかわええなぁ〜」

0時になる1分前、ベッドの上で康二くんの膝の上に向かい合って座らされた。

そして止まらないキス｡

「ん!」

と思ったらいきなり唇が離れて強く抱きしめてきた。

戸惑いながらも康二くんの背中に腕をまわす。

「1年おめでとう」

「…お互いおめでとうだね」

「嬉しいなぁ。記念日をこうやってAと過ごせるの」

「私も嬉しい」

しばらく無言で抱きしめ合って、時折康二くんが私の肩口に頭をグリグリと押し付けてくる

「A、大好きやで」

「康二くん、大好きやで」

「…あー、やっぱええな、それ」

「…え、え?康二くん…!?」

段々体が傾いて気づけば頭の下には枕、目の前には天井。

そして私に抱きついたままの康二くん。

「…体も愛してええ?」

「…!」

頷くと康二くんが顔をあげて、目が合った。

「やっぱ、幸せ死するな」

「そしたら、デートできない」

「…頑張る」

「ふふ、うん。お願いします」

「…これからもずっと一緒におってな」

「うん」

康二くんの顔が近づいてきて、私はゆっくりと目を閉じた。