=天まで・23= ページ23
「ちがぅ・・へぃきだ..から。」
「平気じゃないよ、侑李ちゃん。
だって、泣いてるじゃんか__
ね、どうしたの?言ってみてよ。
ね..俺にさ。」
「んぅっ・・。。」
僕は、ぺたり。っと床に座って
大ちゃんを見るの。
「だぃちゃんは・・」
大ちゃんは僕の前にしゃがんで
太陽みたいにニッコリ笑っていう。言うの。
「ん?な〜に、侑李ちゃん。」
「だぃちゃ..んは。。だぃちゃんはね・・」
「うん。」
「だぃちゃんは、太陽みたぃね。
まぶしくって、明るくて..あたたかくて。」
「ふふふ。もぉ〜〜、そ〜かなっ。
何つーか、そんな風に侑李ちゃんに言われるとさ〜
__俺、照れるしっ。そーゆう侑李ちゃんだって
笑顔が可愛くてさ〜。ふふ、ひまわりみたいだ。」
「ひまわ..り__」
「ああ、そうだよ。ひまわりっ!
可愛い花でしょ、侑李ちゃんみたいにさ。
それに、太陽とひまわり・・素敵でしょ?」
僕に向かって、笑いかけてくれる。
太陽のような笑顔が、まぶしぃ。。
「んーん・・。」
僕は、しょんぼりとして俯き
首を横にふるの・・。
「んーん。だぃちゃん...
僕、僕ね__ひまわりは、ぃや。」
「イヤ?・・どうして?」
「だって__だってね。
ひまわりは、地面に咲いているもの。
太陽さんを見上げて・・見るの。」
「見上げて__見る。」
「そぅ...だからね、ひまわりは
一生__太陽さんにちかづけなぃの。
1cmも..1mだって、無理なんだよ。」
「ゆう・・りちゃん__??」
「ひまわりは、ただ見上げるの。
見上げて、広いお空の太陽さんを
見つめるだけ。それだけ___」
「侑李ちゃんっ__そんな事ないってっ!
現に俺は___っ」
僕は涙を止めることが、できなぃみたぃ。
目が、壊れちゃったのかなぁ・・。
しくしく。しくしく。泣く僕。
大ちゃんを困らせる___困らせたくなぃ・・
でも___
「だぃちゃん・・僕はね・・
僕は、天道虫になりたぃの。」
「テントウ虫?」
「ん。天道虫はね__漢字の名前の通り
天の道を通って、太陽に飛んでいくの。」
「天の道・・」
「小さな小さな
飛んでいけるの。明るく優しい素敵な笑顔の
太陽さんに、近づける___」
僕はまた、しくしく。しくしく。と泣くの。
悲しくて、もっと俯き、手で顔を覆った。
「んぅぅ・・。っん・・ひぅっ。。」
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あひる☆(プロフ) - 真聖さん» 真聖しゃま☆んふふー。きゅんきゅん、通り越しちゃってぽかぽか。してくれた♪うれしいなぁ〜。幸せになってくれてよかった!!ぃえぃ、ぃえい♪(*^。^*) (2019年3月31日 14時) (レス) id: 9476071abd (このIDを非表示/違反報告)
真聖(プロフ) - あひるさーん、きゅんきゅん越えて心がポカポカしちゃいました(^ω^)いつものメンバーも幸せで〜一緒に幸せになっちゃいました(〃艸〃) (2019年3月30日 19時) (レス) id: bf9071d215 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - りみさん» てへへー。りみしゃん心配してくれたー。うれしぃー。(T0T)ぉーん。ニマニマしてくれてありがとっ。こちらこそ、こそ。ありがとぅだよぉぉ〜〜!! (2019年3月26日 19時) (レス) id: a4b665bdfc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - 終わっちゃったぁ(T_T) お指痛いのに、一気に更新してくれてありがとうございます。最後、まさかの展開似合うニマニマしてしまった(笑) 大ちゃんと侑李ちゃんにたくさん癒されました!ありがとうございました!!! (2019年3月25日 22時) (レス) id: 8dd49b38a8 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - りみさん» あ!りみしゃーん!可愛いありがと〜♪あ。。いらぃらしてたのね、、癒されたって言ってくれて嬉しい!がんばるー(>0<) (2019年3月22日 19時) (レス) id: a4b665bdfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2019年2月24日 18時