太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝天まで・１８＝ ページ18

「ぅんとねぇ〜。大ちゃんね...
　“うさちゃん、かわいそ〜だけどごめんっ。”って〜。」


「ごめん〜？」


「ん。そう！“ごめんっ、うまぃっ！”って
　そ〜ずぅっと言いながら食べてたの。」


「ふふふ〜〜。面白い子だー。」


「んっ。それでね、食べ終わったあとね〜
　元気いっぱいに、口の周り...ふふ。
　ケチャップで、よごしててね〜。」


「へぇぇ〜。え？あれ？
　高３男子の話し...だよね？？」


「ぅん、そうだよ。ふふ..それでね、涼介先生と
　その時、中島先生もいてねー。おもしろいのっ。
　“５歳児かっ!!”って２人につっこまれてたの!」

僕は思い出して、くすくす。笑うの。

「ね、おもしろぃでしょぉ〜♪光〜。」



光はとても嬉しそうに微笑んで

「ふふ。そっか〜...良かったっ。
　侑李が学校楽しそうで＿＿オレ達の母校を
　選んでくれてさ。とっても嬉しかったんだ＿＿
　でも、無理させてるんじゃって、思ってたから。」


「ん〜んっ。そんなことなぃよ、光っ。
　だってね、ふふ。僕ね..学校たのしーもの！」


「そっかっ、良かった。＿＿じゃ〜さ。。」


「な〜に、光。」


「またオムライス弁当作ってやるな！
　動物、何がいいかな..う〜ん、＿＿あ。。
　じゃ〜ワンちゃんで！！」


「わんちゃん・・ん〜〜
　僕ね、にゃんちゃんがいーな。」


「だ。。だめっ。
　ね、、猫はダメっ。怖いからダメっ！」


「えぇ〜〜。ね〜〜こぉ〜〜。」


「ダァ〜〜メェ〜〜〜！」


「ぶぅー。光、けちんぼだっ。」


「それ、ケチンボってゆ〜のか？！
　母ちゃん怖がらせてまで、猫がいいってか？！」


「うんっ！！」


「ひっでぇぇ〜〜。。」


「もぉ〜〜。うそだよー光〜。
　んー..じゃぁね。じゃあ〜僕ね
　かものはしがい〜なっ。」


「か、かものはし？？」


「ん。そぅっ♪
　口がね、びゅー。ってしててね
　かわい〜のっ♪」


「分かった、分かったよ、侑李っ。
　カモノハシ調べてみるよ。ふふ
　んで、カモちゃんオムライスな！」


「んっ♪」




＿＿＿＿＿次の日ね、光作ってくれたの。

かものはしさんの〜オムライスっ。



今回はね、僕のと〜大ちゃんの分も♪

大ちゃんはうれしそーに食べてた。



たま、言ってたよ。

『可愛い〜〜。。可哀そうだ＿＿でも
　ちょ〜〜うまいっ！！』

ずっと言いながら食べてたのっ。



僕よりおっきなカモちゃんオムライスをね

ぺろり。って食べちゃったの。

『あ〜〜うまかった〜♪』

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