太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝天まで・２＝ ページ2

でも、心が追いつかなかった。

苦しくて、怖くて。仕方かなかった＿＿。


だから、担任の先生が職員会議で働きかけてくれて

僕は、今＿＿保健室登校をしている。



高校に来て、＿＿２人の母校にしてよかったって思った。

辛くて苦しいけど、でも救いがあったら＿＿

担任の先生と、そして＿＿保健室の先生がいい先生だった事。



保健室の先生は＿＿涼介先生。



僕は学校に居る間、ずーっと保健室にいて

涼介先生と過ごしている。

勉強は、自分で出来るから問題ないんだけど・・

だた、少しだけ運動ぶそく・・。

だから、たまに先生と屋上に行ったりするんだよ。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



朝、目覚まし時計に頼らず・・

僕は、ぱち。っと目を開け、起きる。



「さて＿＿制服に着替えて..下いこー。」



２階の洗面台で顔を洗い

一応、髪を梳かす。


「よし＿＿。着替え、着替え〜」


光が、ぴしー。っとアイロンを掛けてくれた

シャツを着て、ズボンを履き

紺のネクタイを締める。



「できたー。朝ごはん〜っと。」



学校の鞄とブレザーを持って

１階へ降りる。




リビングのドアを開けながら

「おはよー、光。」

「あ〜〜、おっはよ〜侑李っ。
　わりぃーけどさ、宏太起こしてきて？」

「ん。わかったー」




＿＿＿１階の寝室のドアを開けると・・

でっかいベッドで、ぐぅぐぅ。寝てる宏太。



「お〜〜い、こ〜う〜た〜」

宏太のお腹を、ぽんぽこ。叩いて

「ねぇ〜〜。こうたぁ〜〜起きてぇ〜。
　光が、怒るよぉ〜〜！」



「んー・・ん〜。。。お〜〜
　おー・・き、るー・・・。」


「お〜いぃ。。起きるーって言って
　また寝てるじゃん〜。早く起きてってばっ。
　光のカミナリおちるよぉ〜〜。」


そう言うと、宏太はパッと目を開け

「おおっ！それはマジで怖ぇーな。
　起っきよ〜〜っ。」

そう言って、ベッドから起き、立ち上がって

首を回しながら

「お〜はよ、侑李。」


「ん。おはよー宏太。」


「お〜〜。もう制服着替えてんだな。
　えらいな〜侑李はっ♪」


「ふふ。ふつーだよー。」


「いやいや、えらいよ。マジでっ。」


目をなくし笑う宏太の顔を覗き込み

「それにしても・・宏太、眠そうだね。」


「まぁ〜な、昨日遅くまで
　仕事してたからさぁ〜〜。」


「あ〜・・もうすぐ締め切り？」

「ああ、そ〜なんだ。
　２社抱えてんだ、今さ〜〜。辛ぇー。」


「ふふ。小説家も大変だねぇー。」


「だなー。」

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