肉食系×漆拾伍 ページ39
「先にお前だ！葛葉(マイライバル)！！」
「ん〜？」
ぱんぱんと手に着いた砂埃を払いながら、動きを止めるA
薙刀を背面に仕舞い、東堂の話を聞く姿勢を表面上取った
虎杖も真似をするように戦闘態勢を解く
それを見据え、東堂は軽く息を吸う
「その妙に一定で莫大な呪力はなんだ！」
「なんだって言われてもなぁ〜、俺の体内にある
元々呪力を溜め込む量の多いA
ストックと呼べるストックが大量にある事実に自身で珍しいとは一端も思っていなかった
「お前は呪力を一度どこかで溜め込んでからそれを少しずつ放出している。そうだろう？」
「ざっつらーいと！…で？」
「何故一定にする」
「……あー、盲点」
目の当たりを掌で覆うA
東堂は二本指を出し、それを右上から左下へ流れるように動かした
「少量の打撃もデカい打撃も全て呪力が一定だ
お前は流すということばかり考えすぎて�倏枴��瓩鮃佑┐討い覆�
ただただ流してるだけだ
そこで葛葉(ベストライバル)、お前
＿怒ったことがあるか？」
ぎくり。分かりやすく肩をはねらせるそれが、ないと物語っている
東堂はだろうなと言わんばかりに続けた
「負の感情の中で1番露発しやすいのが�狹椨瓩�
なのにお前の呪力からはそれが一切感じられない
哀しい、それと憎悪が2割、それ以外は作り物だな
芯からのものと表面上のものは威力が変わらないとしても、
いつかその作り物の呪力がお前の体と合わなくなる！！」
核心をつくようにAに指を指す
人に指をさしてはいけませんよーなんて軽く翻しながら、Aは薙刀を取り出し、自分の呪力を巡らせた
東堂はそんなAを見て口角を上げながら、名残惜しそうに軌道変更＿言わば虎杖に話を持ち替えた
「一旦話を区切るが、結論は一緒だ
先に
弱いままでいいのか？なんて問いから火がついたのか、東堂と虎杖の組合が始まる
付け入る隙はないが遠目からぼぉっと見てる訳にもいかずAは近くの呪霊を探しに行くと離れ、一匹を軽く倒す。
後、森に響く東堂の声
『マイ！！ベスト！！ライバァァァァァアル！！』
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亜麻葦(プロフ) - 笹かまさん» 祝ってくださるだけ凄く嬉しいです…！ありがとうございます！！更新頑張ります！(涙) (2021年1月12日 8時) (
レス) id: cfeb7c9eca (このIDを非表示/違反報告)
笹かま(プロフ) - 1日…過ぎてしまった……。申し訳ないです(;-;)えっと、誕生日と第2部突入…おめでとうございます！これからも更新、無理のないようお体に気を付けてください！ (2021年1月12日 7時) (レス) id: 355c7a539d (このIDを非表示/違反報告)
亜麻葦(プロフ) - りあさん» ありがとうございます！うわわ！嬉しいです！今後ともご贔屓に笑 (2021年1月11日 17時) (レス) id: cfeb7c9eca (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - おめでとうございます！！いつもめっちゃ楽しく読ませてもらってます。これからも更新頑張ってください(*^^*) (2021年1月11日 17時) (レス) id: a466be600e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜麻葦 | 作成日時：2021年1月9日 18時
