【呪術廻戦】高専肉食系男子多い説を男子が証明しようと思います

肉食系×肆拾玖 ページ50

「私が聞きたいぐらいよ！！」

「俺も回されたい！回して！！ぱんだせんぱーい！」

「聞けよ！！！」


よろよろせず、ただただ一直線にダッシュをしたAは、もう当たり前のように野薔薇とパンダと衝突。


勢いで投げ飛ばされた二次災害野薔薇の身は、ちゃんとAが受け止めたのであった


「俺とのばらを同じユニットに配置することで特別スキル”お米様だっこ”が発動してパンダ先輩に回される仕様なんだよ！！」

「は！？ちょ、まっ……」

「スキル発動だな」

「なんとかみちずれよはなさけー！！」


野薔薇を米担ぎするAと米担ぎされている野薔薇ごとパンダはがしりと掴み、グルグルと回し出す


足をどちらとも持って、両手でぐるぐるぐるぐると

回されてる途中、丁度ふたりの視界に入ったのは、さっきまでいなかった伏黒で。


「輝院先輩は呪術師としてどんな人達を助けたいですか？」

「あ？別に私のおかげで誰が助かろうと、知ったこっちゃねえよ」

「聞かなきゃ良かった。」

「あ゛ぁ？」


真希とのそんな会話を、ぶんぶんと回される風圧でなんとか聞き取りながら、問いの内容に口角を上げるAに反し、

Aと対角で回されていた野薔薇はイラついたように伏黒を指した


「伏黒ォ！
面接対策みたいな質疑応答してんじゃないわよ！！
交代！！もう学ランはしんどい！！
可愛いジャージを買いに行かせろ！！」

「俺もジャージほしい！！」

「あの3人は何してんですか？」


お返しのように伏黒がブンブンと回るAと野薔薇を指さす


その途端パンダが二人をぽいと投げた


「Aは自分から突っ込みに行った遊びだが、オマエらは近接弱っちいからなあ

まずは私らから。1本取れ」


薙刀を構えた真希。


戦いが始まろうとしているそんなふたりを他所に、投げ飛ばされたAは持ち前の身体能力を使い空中で体を捻り、無傷で降り立った


「アンタ無傷なら私の事助けなさいよ！」

「俺でギリだったのにのばちん！それはキツいよ！」



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沢山の評価、お気に入りありがとうございました！作者の亜麻葦です

皆様のお陰で無事続編へ以降となります！

この下にある話を進めるリンクと説明文から飛べますが、何か不手際があった時はなんなりとコメントでご報告ください！

次回！初じゅじゅさんぽ！Aの天然タラシが発揮……！？

では！皆様、また続編で会いましょう！！

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