【呪術廻戦】高専肉食系男子多い説を男子が証明しようと思います

肉食系×拾陸 ページ17

「このお人形さんさ、蛇の形でつく＿おぉぉ！危ない危ない！やっぱ人は見かけに＿よらずっ！って感じだよね！あはっ！これ人じゃないか！！てかなんで俺殺されかけてるの？」


緑色のぬいぐるみが何度も壁を反射しながらAに向かっていく。


突然として志望動機を聞かれ、答えた途端に不合格宣言。そしてぬいぐるみの突進。


取り敢えず避けているAは、自分のやっている事に最速疑問を感じていたのだ


「窮地にこそ人の本音は出るものだ。『悟が言ったから』など巫山戯た答えは認めん。」

「えぇ…そうはっ＿言ってもね！！嘘の理由で呪術師になるよりはマシでしょっ！＿やらないなんとかよりやるなんとかってやつ！」


途切れ途切れでも続くマシンガントークに、五条は似合うニヒルな笑みを浮かべながら呟いた


『全部何とかじゃん』

確かにな。


やらない善よりやる偽善と言いたいのだろうが、この場では普通使わないだろう。


バカなのかアホなのか。そんなAに学長は問うた


「お前。何故術式を使わない」

「ははっ、興味あるぅ〜？でも術式見せても学長せんせーは学校入れてくれないでしょー？」

「巫山戯た理由が付属するのならば入れさせる理由はない。」

「理由ねぇ…」


特にないしな。なんてAは呟いた。


自分はただ眼球が引き寄せた旧友の元に行ったら強いセンセーに捕まって、突然この学校に入れと言われて、今に至る。


たまたまにたまたまが重なったその結果に理由という名前を付けろなんて言われてもそりゃ難しい。


「…悟。コイツの意思は聞いたのか」

「……あ。」

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