【呪術廻戦】高専肉食系男子多い説を男子が証明しようと思います

肉食系×拾壱 ページ11

「3人の肩に付いてる松の花粉は若菜神社の参道のはしを歩いた時にのみつくものでしょ！会ったときのめぐみの左ポケットには開けていない缶コーヒー、ゆーじのポケットからは小銭の音が聞こえたし！！！」


大正解のその回答に五条は頷き、ポケットからスマホを取り出す。


映っているのは電子型のチェス盤。

ぱらぱらと進んでいて、もう終盤だろうか


「はい、じゃあこの面で1番楽に勝つには？」

「ナイトとビショップでダブルチェック、クイーンをここにボーンでチェックメイト！」


アプリであろうそれを言う通りに動かすA。即答のそれをすると共に画面に現れるのは『WINNER』の文字。


「『たかまほかまはね』暗号。解いてみて」

「『カタストロフィ』！26万通りの不確定置換式バーナム暗号だね！！」


「この面で王手にするには何通り必要？」

「最短で2だね！相手が都合よく動いてくれた場合に限るけど！確定だったら19かな！！」


ぽんぽんと出していくのは問題としては難しい、ジャンルのバラバラのひねくれた問題

五条は全問正解したAの疑問の詰まった瞳を、目隠しを外した自身の瞳と絡み合わせた。



「うん。やっぱ君、いい感じにイカれてるね〜」

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