1.入学初日。 ページ2
４月。春。出会いの季節。
私はこの季節はあまり好きではない。
むしろ嫌いだ。
なんでって？
花粉症だからね！
私は今マスクをつけ、時々くしゃみをしながら新しい学舎に向かっている。
たどり着いた先は、
ヒーローの名門、雄英高校。
ここが私の進学先だ。
中学までは同級生に没個性だとバカにされたが、今この学舎にいる以上、私も立派なヒーローの卵だ。
クラスメイトはどんな人たちかな、
クラスに馴染めるかな、
などいろんなことを考えていたら私が所属するクラス、1-Aの入り口はもう目と鼻の先だった。
『………でっけぇ………』
そう、教室の戸が異常なほど大きい。
バリアフリーなんかな。
ｶﾞﾗﾗｯ
異様に大きい戸を開けると、茶髪でドングリ眼のかわいい女の子と、緑色の髪の地味めな男の子が楽しそうに喋っていた。
？「あ！君もA組の子！？」
茶髪のかわいい女の子が話しかけてきた。
『そうだよ、無白Aっていうんだ。よろしくね！』
麗「Aちゃんかぁー！私は麗日お茶子！下の名前で気軽に呼んでくれたらいいよ！」
お茶子ちゃんはニカッと笑った。かわいい。
？「友達ごっこがしたいなら他所へ行け」
突然後ろから成人男性の声がした。吃驚して振り返ると、
『寝、袋……！？』
寝袋に入ったままこちらを睨み付ける、なんか髪ぼっさぼさの小汚い人。
なーんか見たことあるような…ないような…
記憶を探りながら席に着く。
？「はい、静かになるまで8秒かかりました…時間は有限、君たちは合理性に欠けるね」
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くるみ(プロフ) - 更新早くぅー！ (2018年1月23日 20時) (
レス) id: 7a4ec2fc6f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新頑張って下さい（＾ｖ＾）夢主は皆と会えるかな！気になるー！ (2017年10月28日 17時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
星無優凍(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援してます！ (2017年10月1日 18時) (レス) id: e472db2f2e (このIDを非表示/違反報告)
雪兎-ﾕｷﾄ-(プロフ) - 続きが気になります！！死柄木くんが大好きなボクにとっては更新が楽しみな小説になりました！！更新、がんばってください！ (2017年8月22日 10時) (レス) id: a89d207dc8 (このIDを非表示/違反報告)
翠蘭(プロフ) - 時の破壊者さん» コメありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです(*^^*)応援ありがとうございます！頑張りますq(^-^q) (2017年8月20日 9時) (レス) id: 208bf46dca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠蘭 | 作成日時：2017年8月19日 11時
