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頭の中を高速に回転させながら考える。
ガクガクと震えた足で、そぉっとドアに向かって行った。
早く、早くここから立ち去らないと…!!
なのに私の足は思うように動かなかった。
ガタッとドアがやっと開いたと思ったら、その途端パタンと閉まった。
後ろに気配がして、恐る恐る振り返ると、そこにはニヤリと笑うアイツが立っていた。
「どこ行くつもりじゃき？」
目を細め、そう言うアイツを直視できず、
吐き気をこらえながら下を見た。
「寝込みを襲おうとしたんか？
おまんも悪い女になったのぅ〜」
喉をコロコロと鳴らし、アイツはそう言った。
は？頭いかれてんの？私がお前の寝込みを襲う？笑わせるんじゃ無いわよ、
そんな事死んでもあり得ない。
「何か言ったらどうじゃ？」
何も言わない私に不満に思ったのか
そう言いながら、手を伸ばしてきた。
パシン！
とっさにその手を払い退ける。
その行動に驚いたのか、
目を見開いて手を見てから私を見た。
「ホント………吐き気がする」
そう言うと言葉通り、一気に吐き気がピークをむかえた。
ここまでよく耐えたと思う。
アイツと話してるだけでも、
アイツを見つけたときから本当に吐きそうだった。
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幸絵(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。完結まで書いてくださりありがとうございます。もしできたらでいいので続編など書いていただけたらすごく嬉しいです！とりあえず、お疲れ様でした<(_ _)> (2022年7月19日 7時) (
レス) @page39 id: 23b9936184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星群 | 作成日時：2021年1月9日 16時
