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「あれって…あぁいう歌詞だったんスね」
切原君がそう呟いた。
え?知ってるの??そう思って、聞いてみた。
「部活中によく口ずさむんスよ、仁王先輩。
なんの曲ッスか?って聞いたら、思い出の唄だって…」
「赤也…いらんこと言うんじゃなかよ」
仁王は少し照れながら言った。
「久しぶり…A」
「久しぶり…雅治」
そう言うと、その場にいた全員が驚いたように私を見た。そんなに驚くことかなぁ〜…
「クククッ…手紙、ちゃんと読んでくれたようじゃのぅ」
「あんなトリック、仕掛けないでよ。
気付かなかったよ…」
そう言うと、雅治はすまんのぅと笑ってから言った。
「でも、最終的には気づいたじゃろ?」
まぁ…そうだけどさぁ。
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幸絵(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。完結まで書いてくださりありがとうございます。もしできたらでいいので続編など書いていただけたらすごく嬉しいです!とりあえず、お疲れ様でした<(_ _)> (2022年7月19日 7時) (レス) @page39 id: 23b9936184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流星群 | 作成日時:2021年1月9日 16時