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第30回 ページ33

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棗「は?無効化の特訓相手?」



あの話の後、蛍と流架は自分達の能力別クラスへ連行されました。



A「そっ!ちょっと特力(こっち)で色々あってね。お願いできる?」


蜜「おねがいします〜〜〜っ」


棗「…………いいけど」


A「ほんとっ!?」


まさかこんなあっさり承諾貰えるとは。





棗「オラ無効化で消してみろよ」


蜜「ギャーーーッ」


あーー。なるほど。


いい暇つぶしってわけね。蜜柑、可哀想に。



A「じゃあ棗、蜜柑のことよろしく」


蜜「えっ!?Aちゃん行っちゃうの!?」


A「うん、今日は生徒会の方の準備手伝わなきゃだから」


えぇーーっと言う蜜柑に容赦なく火を出す棗は鬼かなにかですか。




通り過ぎざまに、何か言いたげな瞳で見つめてくる棗の肩に手を置く。


はいはい、そんな睨まない。



A「身体、大切にしなよ」



頼んどいてなんだけどね。


赤い瞳が大きく揺れた。


棗「…お前、」


A「あと、あたしの蜜柑をいじめすぎないでね!」


棗の言いたいことはだいたい分かる。

けど、それはまたいつか。



じゃあね、とあたしは棗の詮索から逃げるように生徒会室へと向かった。

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一花(プロフ) - はのんさん» ありがとうございます!完結できるように頑張りたいです! (2018年7月30日 21時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
はのん - とっても面白いです。早く続きみたいです。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: e7dd1b3147 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - 梨衣さん» ありがとうございます!更新遅いですがこの先も読んでいただけたら嬉しいです! (2018年4月29日 19時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
梨衣(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月28日 7時) (レス) id: 420c56ea6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一花 | 作成日時:2017年9月17日 19時

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