第27回 ページ30
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A「お、大成功大成功！！」
眼前には、蜜柑に飛びかかられ尻もちをついたのだっちと、その上でフリーズ状態の蜜柑。
行った実践は文句なしに大成功。
あたしからすると、だけど。
蜜「△%〒○#!!!!」
文句ありありだった人物が１名ほど。
ぽかぽかとのだっちを叩く蜜柑。耳と尻尾が見えるよ。
野「君にはこういう方法が合ってると思ったので。怖い思いさせてすみません」
そしてのだっちはどこか懐かしむ表情で話し始めた。
野「昔、君と同じ『無効化』のアリスを持った人がいてね」
ﾄﾞｸﾝｯ。
蜜柑と同じ
野「いつだってその人はその
何かを守るために……。
野「直感は大当たりでした」
…この違和感は何？
あたしはその人のことを知ってるの？
蜜柑と同じく『無効化』のアリスの持ち主を。
どこかで会ったとか？
そりゃ、任務行ってたら色んなアリスと出会うけど。
うーーーん……。
蜜「ギャーーッ！先生ーっ！！」
っ！？
あたしの意識は蜜柑の叫び声によって戻された。
視線を戻すとのだっちがいない。
蜜「Aちゃん！どないしよ！！先生がっ！！！」
考え込んでいたせいで、あたしはいつの間にかアリスの使用を止めていたらしい。
無効化失敗でのだっち失踪。
A「ごめん、蜜柑。あたしのせいだわ」
とりあえず、のだっちのことは置いとくとして。そのうち帰ってくるし。
問題は…。
蜜「ウチの能力特訓どないしよ！アリス祭までに何とかせなあかんのに！！」
そうそれ！
あたしがやってあげたいのはやまやまなんだけど、幹部の仕事もあるんだよね。サボると秀兄怖いし…。
翼「棗に頼んでみたらどうだ？あいつ準備とかねぇから暇だろ」
蜜柑の能力特訓の相手をどうするかで悩んでいたあたし達に救世主！！ナイス翼！！
A「棗？」
蜜「ウチのパートナーや。でも、あいつがそないな頼み受け入れてくれるかなー？」
A「大丈夫！あたしも一緒に頼みに行くから！」
こうなったら何としてでもその棗って子に引き受けてもらうっきゃない！！！
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一花(プロフ) - はのんさん» ありがとうございます！完結できるように頑張りたいです！ (2018年7月30日 21時) (
レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
はのん - とっても面白いです。早く続きみたいです。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: e7dd1b3147 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - 梨衣さん» ありがとうございます！更新遅いですがこの先も読んでいただけたら嬉しいです！ (2018年4月29日 19時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
梨衣(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年4月28日 7時) (レス) id: 420c56ea6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一花 | 作成日時：2017年9月17日 19時
